お昼過ぎまで、人事院勧告について国公労連の代表と懇談、週末の講演の準備、来週の国会質問の打ち合わせなどであわただしく過ごし、滋賀県日野町での演説会へ。開会前の控室を藤澤直広・日野町長（写真右端）が訪ねてくださいました。

　町長は開口一番、「政府の第２次補正予算案提出が年明けになったら定額給付金の年度内給付は大変です。年度末の忙しいときに自治体の負担も大きい」と嘆かれました。

　２兆円のバラマキをめぐり、政府・与党が迷走したあげく地方に丸投げしたことに対する批判がいたるところで噴出しています。これでは麻生首相は解散・総選挙の決断がますます出来なくなるでしょう。発足１カ月半にしてもはや政権末期の状況です。

　坪田いくお衆院比例・滋賀４区候補のあと５０分間のお話。演壇と客席の距離が離れていてちょっとしゃべりにくかったけれど、皆さんよく聞いてくださいました。「とてもわかりやすかった」「がんばって」などの感想・激励をいただきました。

　滋賀を離れ、車で一路大阪へ。夜の１０時過ぎに故・井澤壽治先生(かみがた活性化研究会会長)のお通夜が営まれているお寺に到着。井澤先生には、１９９５年の大阪府知事選挙の演説会でごいっしょして以来、懇意にしていただきました。

　上方文化の粋と艶を体現されたような方で、演説してもお酒を飲んでも周りの人を楽しませる名人でした。亡くなる１カ月前まで舞台に立って講演をされていたそうです。もう一度ゆっくり文化や政治について語り合いたかった。残念です。