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兵庫で「派遣切り」問題の申し入れ、懇談

2008年11月12日

photo 兵庫県と兵庫労働局に派遣労働者の雇い止め問題と雇用改善に関する申し入れを行いました。瀬戸恵子衆院比例予定候補、堀内照文参院兵庫選挙区予定候補、ねりき恵子、新町みちよ両兵庫県議と。
 
 兵庫でも、パナソニックプラズマ尼崎工場で期間社員が来年1月で「雇い止め」されようとしたり、ナブテスコで偽装請負を告発した労働者が「雇い止め」された事例がでています。

 私たちは、「県内企業に対して、派遣社員や期間工の大規模な雇い止めをしないように働きかけること。また、不安定雇用でなく、正規雇用とするよう協力に働きかけること」などを県と労働局に文書で申し入れました。

 県も労働局も、パナソニックプラズマの期間社員「雇い止め」問題は具体的に把握していませんでした。むしろ「正社員化も進んでいると聞いている」(兵庫県)、「年何回か試験して正社員に登用している」(兵庫労働局)という認識なのです。本当かなあ…

 夜、労働者との懇談。そこでパナソニックプラズマが「09年問題」をクリアするためにびっくりするような方策を採っていることが見えてきました。たしかに期間社員から「正社員」への登用は進んでいるようですが、その場合の「正社員」は、なんと「時給1700円」の時給制だというのです。「契約期間」はなく「期間満了」も「雇い止め」もありませんが、「退職金なし」「ボーナスなし」です。従来の正社員が全員加盟する松下労組の組合員にもなれません。

 「正社員」といってもこれでは「疑似正社員」あるいは「偽装正社員」ではないのか!?松下本体とは別に、松下プラズマ(現パナソニックプラズマ)というペーパーカンパニーを作ったのはこのためだったのか!?

 「雇い止め」の心配なしにパナソニックで働き続けることができるのは、派遣や期間社員の人たちにとって大きな改善かもしれませんが、どう評価すればいいのでしょう?「正社員」登用試験を受けることができる期間社員を選別していることも含め、さらに実態を調査したいと思います。




 

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