朝、宿舎を出るととってもいい天気だったので、ちょっとだけ遠回りして清水谷公園経由で国会へ。雑木林のなかを歩くと心が落ち着きます。
清水谷公園は有名ホテルのすぐ前にあります。きょうの青空は高かった。
けさの新聞各紙には「衆院選 年内見送りへ」などの見出しが躍っています。首相がいつ解散を決断をするか、油断は禁物ですが、一方で国会論戦の本格的な準備もしなければなりません。
さっそく、景気悪化を理由にして、大企業が、その犠牲を雇用と中小企業に押し付けている実態を調査しようと、こくた恵二、吉井英勝両衆院議員と相談。近畿ブロックや山下室のスタッフとも意思統一。
夕刻、参院外交防衛委員会で井上哲士議員のTV質問を応援。直前に公明党議員が、新テロ特措法によるインド洋での給油は、海上阻止活動以外に転用されることはほとんどなくなった、などというごまかし質問をやっていました。なんとも腹立たしい。
井上さんは、インド洋で活動している米軍は、空母と巡洋艦、駆逐艦数隻による「空母打撃軍」を編成し、海上作戦とアフガン、イラクでの軍事行動を、ローテーションを組み一体の任務としておこなっていることを、米海軍ニュースと防衛省提出資料から明らかにしました。公明党のごまかしを事実にもとづいて打ち破ってくれスカッとした気分に。
また、米軍の空爆による民間人犠牲が相次ぐなか、アフガン政府が8月、「アフガン政府は、とりわけ村落での民間の標的に対するすべての空爆を中止するよう繰り返し求めてきた」「残念なことに、今日に至るまで我々の要求はとりくまれてこなかった。それどころか、女性や子どもを含めより多くの一般市民の生命が空爆の結果失われている」との声明を出していることを紹介。アメリカに対して空爆の中止を求めるべきではなかと麻生首相に迫りました。
麻生首相は、自爆テロでも犠牲が出ているので、一方の空爆だけ中止を求めるという立場には立たない旨の答弁。人の命が無意味に奪われ続ける「憎しみの連鎖」に終止符を打つことができない指導者は、21世紀の世界には無用だと強く感じました。