午前、参院本会議で新テロ特措法延長法案の審議がありました。民主、自民、公明の順で質問者が壇上へ。
民主党は、16項目もの質問を行いました。「アフガニスタンでは『テロとの戦い』というよりも『市民との戦い』になっている。こうした戦いに協力し続けることが日本の国益と考えるのか?」などもっともらしく聞こえる内容もありましたが、「だったら徹底審議しろっ」とヤジが飛んだように、民主党は、参院でもわずか2日間で採決することを自民党と合意していると報じられています。このヤジには民主党席も「それはそうだ…」とシュン。
自民党は、法案の中身を質問する場面はほとんどなし。半分は民主党の立場に対する疑問を官房長官にぶつけていました。しかし、答弁権のない者(この場合は民主党)に質問するなんてルール違反です。先日の麻生首相の所信表明演説といい、近頃の自民党は国会運営のイロハも分からなくなってしまったようです。
公明党は、「行動する平和主義」とか「イラク作戦などの他の部隊への給油疑惑の可能性はゼロに近くなっている」など偽りとごまかしの質問に終始。怒りすらおぼえました。「平和の党」の偽装看板はさっさと下ろしていただきたいものです。
以上、一般紙も書いたように「もっと身のある審議を」といいたくなるやりとりでした。日本共産党の議席が足りず(現在7人。参院は10人以上いないと本会議質問に立てない)質問できないのが歯がゆい!
本会議終了後、議事堂正面の庭園を散歩。国会見学に来た小学生たちが記念写真を撮っていました。戦争でテロを亡くすことはできない!この子たちに恥ずかしくない審議を!
昼休み、連合や保団連など立場を超えた幅広い人たちによる「後期高齢者医療制度廃止を求める座り込み行動」を激励。こくた恵二、笠井亮両衆院議員と。
その後、国民大運動実行委員会の昼デモを出迎え。カラフルな横断幕にぎっしり書き込まれた要求を実現するために、論戦でも選挙戦でもがんばろう!