昨日の衆院特別委員会に続き、本日衆院本会議で、アフガニスタンでの米軍の報復戦争を支援する新テロ特措法延長案が、自民・公明両党の賛成多数で可決され、参院に送付されました。すでに、自民・公明と民主の間で、参院でも短時日で採決することが合意されていると伝わってきています。戦争でテロはなくならない！徹底した論戦と国民世論でストップを！総選挙で審判を！

　さて、またまた「太田光の私が総理大臣だったら…」に出演（２７日収録、３１日放送）することになり、きょうは予定を変更して党本部で対策会議。今回のマニフェストは「日本の都道府県を７〜８個にします」（予定）というもの。ようするに「道州制」の是非を討論しようという企画です。

　本部自治体局の知恵も借りて、財界、自民党、政府の「道州制」についての提言内容、国民世論の動向や、地方６団体の意見などのポイントを押さえたうえでブレーンストーミング。だいたいの発言骨子はまとまりました。あとは資料を熟読してＴＶのバラエティー番組向けに説得力とインパクトのある表現方法を考えるだけ（といってもこれが大変な作業なのですが…）。

　それにしても、わが党本部の各分野の研究と蓄積の水準は高い。どんなテーマでも最新の到達点をレクチャーしてくれる人が必ずいるので頼りになります。解散・総選挙直前の放送になる可能性大なので、日本共産党の支持率アップめざし私もがんばります！

　時間がとれたので、久しぶりにナマの落語を聴きに新宿末広亭へ。約１年ぶりの寄席でしたが、いや〜よかった。古典落語に新作落語、漫才、漫談、俗曲、奇術、曲芸と、次から次に繰り出される出し物に、あっという間に時間が過ぎてしまいました。やっぱり、なんにも考えずに大きな声を出して笑うのって最高のリフレッシュになりますね。

　ところで、川柳川柳（かわやなぎ・せんりゅう）って落語家ご存じですか？私は、昨年の鈴本に続き、きょうで２回目でしたが、ハチャメチャに面白い。おん年７７歳にしてリズム感ある歌声で子どもの頃覚えた軍歌のさわりをメドレーで聴かせます。太平洋戦争初期の頃はメロディーが非常に明るかったが、戦局が厳しくなるにつれ暗い曲になったと解説し、広島、長崎の悲惨まで語ります。

　喜寿で寄席に出演し続けていることだけでも驚きなのに、客席に独特の笑いの雰囲気をつくりだす存在感はものすごい。この人いったい何者？