秋だというのに汗ばむほどの好天でした。朝、国民融合をめざす部落問題全国会議の第34回総会（会場：ひょうご共済会館）であいさつ。その後、神戸市内で街頭宣伝、尼崎市内で屋内演説会。

　ゆがんだ同和行政･同和教育の終結が全国各地で進んでいます（鳥取県人権条例の廃止、滋賀県近江八幡市同和対策推進協議会条例の廃止など）。一方この間、大阪市、京都市、奈良市などで「解同」（部落解放同盟）幹部の逮捕や不祥事が相次ぎました。

　封建時代の身分差別制度の残りかすを一掃するために、部落内外の交流を進め、垣根を取り払う「国民融合」路線と、「部落民以外は差別者」「部落差別は拡大再生産されている」などの誤った認識で「同和行政」「同和」利権に固執してきた「解同」一部幹部の路線の、どちらが歴史の本流であるかは明らかです。

　そのことに確信をもち、民主主義と地方自治の根本にかかわる問題として、「同和」利権廃絶、「人権（同和）行政」終結に力をつくす決意を申し上げました。

　お昼までの1時間、神戸市東灘区で味口としゆき・衆院兵庫1区候補とともに街頭宣伝。38歳の若さで地域を這いずり回る味口候補の演説には、「早朝から深夜まで残業代なしで働かされる」若い美容師や、「5キロの米を買うために歯医者に行くのやめました」という高齢者の生の声がいっぱいでてきます。まさに国民の怒りと願いの代弁者。いいです。連日、味のあるブログも更新中。ご注目を！
「味口としゆき　雑記帳」http://aji1969.14.dtiblog.com/

　午後から、尼崎市内の2カ所で演説会。瀬戸恵子･衆院比例候補、床本えつこ･衆院兵庫8区候補と。手作りの演説会はなにかとハプニングがつきもの。

　きょうも、候補者の演説がシメの盛りあがりに入ったところで司会者が「どうもありがとうございました〜」と勘違いしてしまったり、演説会の最後のあいさつで「今回の選挙が共産党にとって最後のチャンスです…いや、最初の一歩です」とあわてて訂正したりといろいろありました。

　でも、みなさん一生懸命なのでご愛嬌。弁士垂れ幕もいつものものと違って手作りでいい感じでした（私のキャッチフレーズはちょっとほめすぎ？）。ありがとうございました。