午前、かかりつけの病院でメディカルチェック。午後、国会で派遣法抜本改正もとめる集会。その後、総務省の担当者より地方財政問題でレクチャー。夜は和歌山県に飛び、田辺市で演説会。

　「労政審建議に異議あり！――１０・９見せかけの派遣法改正でなく、抜本改正を求める集会」は、作家の雨宮処凛さん、ルポライターの鎌田慧さんなど著名人や、弁護士、派遣労働者など幅広い人たちが立場の違いを超えて集まりました。

　私は、日雇い派遣が「自分の頭で考えることをしなくなる」など「人間の発達」の面でも悪い影響を及ぼしていると感じるとあいさつ。

　弁護士の方から、10月3日の日弁連・人権擁護大会で「派遣対象業務を専門的業務に限定することや登録型派遣の禁止を含む労働者派遣法制の抜本的改正を行うべきである」とした決議が、派遣元や派遣先大企業の顧問弁護士なども入って全会一致で採択された意義が強調されました。すごいことです。

　人間をモノのように使い捨てることは許さない！の世論と運動は急速にひろがっています。がんばろう！

　夕方、羽田空港から南紀白浜空港へ。出発が少し遅れて、田辺市の演説会場にはぎりぎりで飛び込みました。びっくりしました。ものすごい参加者です。大きなホールの1階席は文字通りの満席。２階席にも聴衆の姿がありました。和歌山の東南端、三重県境の新宮市はじめ遠方からは貸し切りバスで大勢の方が参加してくれました。その数ナント850人！演壇から見ると壮観でした。

　和歌山3区は日本共産党が小選挙区候補を擁立しない選挙区です。国重秀明比例候補に続き、私から約1時間、国会の動きと日本共産党がめざす日本の姿をお話。会場は熱気にあふれ、うなずきやら笑いやら拍手やらでとても話しやすかった。我ながら絶好調だったと思います。

　出口のお見送りでは、「いつも元気の出る話をありがとう」「きょうはとくにノッてたなあ」など、みなさん明るい表情で声をかけてくださいました。よかった。そのまま白浜泊。