「来るべき総選挙を、『国民が主人公』の民主的な政権をつくる第一歩の選挙にしよう」――きょう、日本共産党本部で開かれた第7回中央委員会総会で、志位委員長が報告の最後に強調したことです。ぐっと来ました。
現在、「大企業中心」「アメリカいいなり」という「2つの政治悪」を共有する自民党とも民主党とも政権協議の条件はありません。しかしそれは、日本共産党が政権構想と無縁だということではないのです。
客観的には、国民の苦難をとり除き、願いを実現するためには、「2つの政治悪」をただす民主的な政権をつくることがどうしても必要です。そして、「2つの政治悪」とたたかう日本共産党がこんどの選挙で前進することこそ、そうした日本の政治の転換への大きな一歩となるのです。
労働者派遣法抜本改正や後期高齢者医療制度廃止など当面の争点とともに、政権論でも日本共産党の綱領の立場を堂々と語りたいと思います。
お昼、日本共産党のタクシー提言(「規制緩和政策を根本的に改め、国民の命・安全、運転者のくらしを守るタクシー行政を」)をもって国土交通省に申し入れ。こくた恵二、赤嶺政賢、塩川鉄也各衆院議員と。本田勝・自動車交通局長が対応してくれました。私からは、この間聞いた大阪と和歌山のタクシー業界の状況と要求を伝え、対応を求めました。
午後、党本部で行なわれた衆院選候補者会議を傍聴。「政治活動33年」のベテラン候補から、「日々急成長中」の20歳代の若い候補まで、それぞれ気迫と個性あふれる発言に、魂をふるわされました。市田さんの「演説の留意点」も実践的でよかった。
夜、「中国建国59周年・中日友好条約締結30周年記念祝賀会」に参加。大使に「中国の特色をもつ社会主義が前進し、人類的課題の解決に貢献されることを期待します」とあいさつ。
新幹線で帰阪。自宅着は11時過ぎ。