ご逝去された元大阪府議・辻尾晃(83)さんの葬儀・告別式に参列するため急きょ帰阪。辻尾さんは、堺市議3期、大阪府議3期、堺市後援会長を務められた大先輩。1992年、私が参院比例候補に初挑戦したとき以来、折に触れて演説のアドバイスをしてくださいました。褒めるところも足らないところもズバッと指摘してもらえとても参考になりました。辻尾さん、ありがとうございました。どうぞごゆっくりお休みください。吉井英勝衆院議員、藤田スミ元衆院議員の姿も。
帰阪の新幹線、堺に向かう地下鉄車内で小林多喜二の『党生活者』を再読了。いつ読んでも背筋がシャンとします。なかでも、地下活動に入った主人公を気遣う母親が、バナナとビワと「うで卵」を持たせる場面、用意周到に準備したストライキ決起の呼びかけが労働者たちの強い支持を得た夜、「こういう時は俺たちだってビールの一本ぐらいは飲んだっていいだろう!」と喜びあう場面は、何度読んでも胸が熱くなります。多喜二の党、日本共産党をなんとしても前進させなければならないとの思いがいっそう深く強くなりました。