自民党の総裁選が告示され5人の候補が届け出。午後2時の共同記者会見を移動中の車の中で聞きました。気付いたことを何点か。
・ 2代続けて首相が政権を投げ出したことについて国民へのお詫びがない
・ 国民のなかに貧困と格差を拡大した「構造改革」が間違っていたとは誰も言わない
・ 実施時期の違いはあるが消費税率の引き上げは全員が容認
・ 自衛隊によるインド洋での米軍への給油活動の継続を全員が強く主張
ようするに、５人の基本政策はほとんど同じだということです。
無理もありません。5人が5人とも、弱肉強食の「構造改革」を推し進め、インド洋への自衛隊派兵を強行した小泉内閣で大臣を務めた人物なのですから。誰が総裁になったとしても、経済、外交ともに行き詰まった自民党政治の中身を転換できる可能性はゼロです。
きょうは大阪の吹田市、摂津市で活動。吹田市では駒井正男･衆院大阪7区候補、吹田市議団のみなさんとともに３カ所で街頭演説。けさ「しんぶん赤旗」に折り込んだ案内ビラを見て何人もの方が聴きに来てくれました。近づく解散・総選挙に支持者のみなさんが勇躍して立ち上がってくれていることがよくわかり心強い。旭通商店街ではお店の若い店員さんから「そうだ」と掛け声が飛ぶなど反応も上々でした。
市長選がたたかわれている摂津市では、「明るい会」の山下信行前市議とともに２カ所でマイクを握りました。市民には公共料金値上げ･サービスカットで２０億円（４人家族で１０万円）もの負担増を押し付けながら、南千里丘開発（阪急新駅と高層マンション建設）、吹田操車場跡地開発（土地購入とマンション開発）に６０億円も税金を注ごうとする現市長（オール与党）。
「もう自民党、公明党には政治を任せられない」「政治を変えたい」との願いをかなえる絶好のチャンス。①国のお年寄りいじめ（後期高齢者医療制度）はやめてほしい、②市民の暮らし、福祉をよくしてほしい、③税金のムダづかいを止めてほしい、の３つの願いは党派を超えて山下信行さんへと訴えました。
自民党総裁選のスタートと同時に私も完全に総選挙モード。明日は朝から和歌山県に向かいます。
