あったか連帯ウェブ---山下よしき
トップページへ メッセージはこちらからどうぞ サイトマップ 記事検索
特集
原点・山下よしき

新しい政治の流れ
演説・論戦・講演
活動
活動記録
いつも現場に
総選挙2003
プロフィール
ごあいさつ
略歴
ご案内
事務所のご案内
リンク集
新聞赤旗 日刊紙 日曜版
見本紙
購読

よしきからあなたへ

「大阪タクシー業界危機突破総決起集会」に参加しました

2008年09月03日

photo 「9・3大阪タクシー業界危機突破総決起集会」に参加しました。様々な立場の労働組合と経営者団体が一体となって集会を行うのははじめてだそうです。会場の大阪城教育塔前広場は黄色のハチマキを締めた数千人の人々で埋め尽くされました。

 タクシー業界は、規制緩和による供給過剰や運賃の多様化で過当競争が激しくなり、そのうえに燃料高騰が重なって、経営環境は大変厳しい状況にあります。乗務員の労働条件も限りなく悪化し、長時間労働や過労運転など、安全にかかわる問題も指摘されています。
改正道路運送法による規制緩和が実施されて6年半、タクシー業界はまさに危機的状況を迎えているのです。

photo 主催者を代表して坂本克己・大阪タクシー協会会長が、「大変厳しい、つらい中、公共輸送機関の大切な役割をはたさないかんと、安心・安全・快適なサービスを提供せないかんとがんばってきた皆さんの日頃の努力が天気にも表れた。なんでここまで一所懸命、寝る時間も食べる時間もさきながらやっているのに、普通の生活をやっていく給料をお持ち帰りいただくことができないのか!きょう最大の目的は、現場でご利用者のためにがんばっていただいている皆さんが、なんとかお暮らしが改善されますように、国のほうでも検討されている新しい大阪のタクシーの仕組み、制度をこさえていく契機とすること。最後の仕上げは国会議員の先生方にお願いしなければならない。雨のち曇りのち晴れにしよう」とあいさつ。

photo 大変思いのこもった、そして説得力ある訴えでした。続いて、壇上に並んだ各党の衆参国会議員が一言ずつあいさつ。日本共産党の吉井英勝衆院議員は「十数年前、国会の規制緩和特別委員会では日本共産党の私以外全員、規制緩和万能論者だった。タクシーも規制緩和すればサービスがよくなる、運賃が安くなると言っていた。それが間違いだったことはいまや誰の眼にも明らかになった」とピシャリ。自民、民主、公明、社民、国民新の各党代表からも「規制緩和が行き過ぎた」「市場原理ではうまくいかない」などの発言がありましたが、この分野でも「決定的瞬間」に各党がどんな態度を取ったかが問われています。(左写真は、タクシーパレードが会場から出発したところ)

 私からは、「みなさんのがんばりが政治を動かした。政府にタクシーの規制緩和を見直させ、規制強化に転換させた。いろんな分野で初めてのこと。巻き返しをゆるさず、いい制度をつくらねばならない。国会で超党派でがんばりたい」とあいさつ。会場から大きな拍手をいただきました。ともにがんばりましょう!

                 ※     ※     ※

photo 大阪社会保障推進協議会の寺内順子事務局長を訪ね、「無保険の子」問題について懇談。親が国民健康保険(国保)の保険料を滞納して保険給付を差し止められ、医療費の全額自己負担が必要になった子どもが全国に多数いることが明らかになりました。そのきっかけとなったのが、大阪社保協が行った自治体調査です。大阪だけでも1700人以上の子どもたち(乳幼児・小学生・中学生)が無保険となっています。「毎日」の調査では全国20都市で7300人の子どもが無保険です。

 親の経済的困難により、病気になっても必要な医療を受けることができない子どもたちがたくさんいる――こんなことが先進国であっていいはずはありません。厚生労働省も全国調査に着手したようですが、政治の責任でただちに解決するよう行動したいと思います。

photo きょうは早朝、天王寺駅頭で街頭宣伝。吉井英勝衆院議員、江川しげる大阪市議と。午後、近畿ブロック事務所で、党本部で行われた全国都道府県委員長会議の志位委員長報告をネットで視聴など。福田首相辞任表明で年内の解散・総選挙の可能性が一段と高まりました。全国の同志とともに最高の臨戦態勢で選挙を迎え、なんとしても勝利・前進したいと思います。
 

ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください
 
ひとつ前のページに戻る
特集
Copyright (C) YAMASHITA YOSHIKI All rights reserved.