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日亜化学派遣問題で徳島労働局と徳島県に要請

2008年08月18日

photo 日亜化学で働く派遣の青年労働者の激励・調査2日目。朝、徳島駅前で、仁比聡平参院議員、3人の県議のみなさんと街頭宣伝。私も仁比さんも、勇気を持って偽装請負を告発した若者たちが、職場と仕事を奪われるなんて絶対に許せないと、お盆休み明けの県民のみなさんに支援を訴えました。(写真は、徳島駅前のそごうにあった大きな垂れ幕。「明日を担う若者に正社員雇用の拡大を! 徳島県労働局 徳島県 徳島県経営者協会」とありました。そのとおりやってもらいたいものです)

 午前中、徳島労働局を訪問。7人の青年労働者が、偽装請負を再申告してから1年も結論を出さず、9月末で日亜への派遣の仕事すら奪われようとしていることを批判。2年前の日亜と労働組合(JMIU日亜化学分会)との合意(1600人の派遣・請負労働者全員を直接雇用し、正社員にする)を守らせること、当面、9月末の雇い止めはやめさせるよう指導することを要請。

 小沼総務部長、水口職業安定課長から、「(青年労働者の置かれている状態を)何も考えずにやっているわけではない」「法に触れるようなことがあれば指導するし、そうでなかったとしても雇用安定にやれることはやりたい」「(8月末に解雇予告があるかもしれないという)期間も迫っているのでそれも含めて考えている」との回答がありました。

 派遣労働の規制緩和から規制強化へ、潮目の変化が起きているときに、それに逆行するような対応は許されません。その立場から労働行政が結論を出すよう期待したいと思います。

photo 午後、徳島県を訪問。2年前、日亜と労組の合意を仲介したのが徳島県です。当時、県が非常に積極的な役割を果たしたと感心した記憶があります。ところが、きょう応対した県商工労働部の後藤田労働雇用政策課長は、「合意内容は、請負で3年以上働いていた方は、応募して日亜の試験を受けてもらい、合格すれば契約社員として日亜で働き、勤務成績がいい方は正社員にするというものだったと認識している」と繰り返すばかり。(写真は、右から仁比聡平参院議員、私、笹岡まさる衆院比例四国ブロック候補)

 冗談じゃありません。そんな合意内容で、労組が、最初の偽装請負の申告を取り下げるはずがありません。私たちは、到底認めるわけにはいかないとして、県の認識の撤回と合意内容の再確認を求めました。仲介役の県が日亜の側に立って若者を苦しめるようなことがあってはなりません。県の変節をただし、仲介役として責任ある役割を果たすよう求める世論と運動も重要です。

photo きょうの行動は、マスメディアにも大きく注目され、テレビカメラや記者が終始同行。最後に、県庁内で記者会見し、青年労働者の現状、労働局や県の対応を報告。勇気ある若者たちを応援し、人間らしく働けるルールある社会を作ろうと世論に訴えました。

 2日間お世話になった徳島のみなさん、とりわけJMIU徳島地本の森口委員長、党県委員会の上村委員長、県議団、阿南市議団、比例四国ブロックのみなさんには心から感謝を申し上げます。

 日本の政治と社会を動かしてくれた勇気ある若者たちに、「たたかってよかった」と言ってもらえるよう政治の舞台で引き続きがんばりたいと思います。
 

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