フランスはソルボンヌ大学の大学院生、アドリアン・カルボネさんが議員会館の私の部屋を訪ねてこられました。日朝関係と日本外交について話を聞きたいとのメールをいただいたので、喜んでお受けすることにしたのです。
「朝鮮戦争後の日朝関係についてどうお考えですか?」「2001年日朝首脳会談の評価は?」「日本は北朝鮮の核問題解決に不熱心では?」「なぜ日朝国交正常化がまだできない?」「日米安保条約についてどう思いますか?」「憲法9条についてどう考えますか?」
高校時代日本留学の経験があるカルボネさんはていねいな日本語で質問してくれました。日本共産党の立場を説明すると、たびたび頷いて、「なるほど」と共感してくれる場面も。とくに、ソ連崩壊後、世界が元気になったという見方には大きな関心を示してくれました。
「ぜひフランスに来てください。そして、大学で講演してほしい。日本政府の外交官とは違った意見で、学生も集まると思いますよ」とお誘いを受けてしまいました。ありがとうございます。機会があれば挑戦したいですね。
日本共産党綱領の世界論が、国境を越えて響きあう力をもつことを実感できた1時間半でした。