地元の大東で「しんぶん赤旗」の読者を増やすとりくみ。4月の市議選で当選したこざき勉、とよあし勝子、とびた茂の各市議、党支部の皆さんといっしょに行動し、7人の読者が増えました!
「道路はもうええ。ほかにもっとやらなあかんことがある」「若い人はみんな非正規。結婚なんてできない」「私も今年で75。これまでの保険から放りだされた」などなど、地域を歩くと自民党政治丸ごとへの愛想尽かしがひろがっていることを感じます。
「共産党がいちばんまじめや」「私らの声をしっかり聞く心のある政治家を応援したい」「国会でもっと伸びてほしい」。市議もよく知らない人から日本共産党への期待が語られびっくりする場面もしばしば。
政治への怒りと党への期待のふんわりしたひろがりを、ともに政治を変える力として固めていく仕事は、私たちが独自に力を入れてすすめねばなりません。次の総選挙で前進し、新しい社会をつくるための不可欠の仕事だとあらためて感じました。
読者を増やす活動の合間に、大東にある(あった)平野屋新田会所の跡地を視察。300年前の大和川付け替え工事に伴い開発された広大な新田で、米や綿の生産を管理する場所だった会所。史跡としての価値が高かったのに、個人所有だったために、競売で不動産業者に落札され、宅地開発のために建物は壊されてしまいました。とても残念です。
現在、開発前の市の調査が進められています。うっそうとした森だった頃にはよくわからなかった庭園のひょうたん池や築山などがくっきりと姿を現していて驚きました。これが史跡の持つ力でしょうか。300年前の先人たちの営みと思いが、以前にも増して伝わってくる感じです。6月8日には市民公開説明会が開催されるとのこと。ぜひ、たくさんの人に見てほしい。
それにしても、これが地ならしされ住宅になってしまうのはいかにも惜しい!開発業者は7億から8億で転売することを考えているようですが、なんとかならないものか…