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二度と過労死の遺族をつくらないで

2008年05月08日

photo 午前中、労働災害不服審査制度の改変について、家族が過労死されたご遺族などから生々しい話をお聞きしました。「夫が過労死と認定されるまで12年かかりました。3歳と6年生だった子どもが中学生と社会人になっていました。私もぼろぼろになりました」「労基署に請求するまで1年間もんもんと悩みました。介護や小さい子どもを抱えながらできるだろうかと。審査制度が改悪されたらますます泣き寝入りする人が増えると思います」

 いまでも問題点の多い制度が、いっそう救済率の低い制度に変えられたら大変です。「私たち遺族の思いは、救済(労災認定)もありますが、こんなことを二度とつくってほしくないということです。そのためには現場の実態を知ってもらうことです。制度が改悪されたら過労死が逆に増えてしまいます」とも。大切な人を亡くした失意のなかで、長期間苦労してたたかってきた人たちの言葉は重い。

 行政不服審査法の改正に伴う、労働災害不服審査制度の改悪を許さないよう、世論と運動を一気に盛り上げなくてはなりません。塩川哲也、高橋千鶴子衆院議員と。

 午後、救急医療の問題について消防庁、続いて厚生労働省からレクチャー。一昨年、昨年と妊産婦の死亡・死産という不幸な出来事が続いた奈良県で、知事や厚労副大臣の約束どおり5月中に総合周産期母子医療センターが開設されるかどうかも確認しました。「奈良県は必ずやりますといっている」とのことでしたが安心はできません。課題の看護師確保について政府が責任をもって支援するよう要請しておきました。レクチャーに先立ち宮本次郎・党奈良県議から最新情報をもらいました。

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