あったか連帯ウェブ---山下よしき
トップページへ メッセージはこちらからどうぞ サイトマップ 記事検索
特集
原点・山下よしき

新しい政治の流れ
演説・論戦・講演
活動
活動記録
いつも現場に
総選挙2003
プロフィール
ごあいさつ
略歴
ご案内
事務所のご案内
リンク集
新聞赤旗 日刊紙 日曜版
見本紙
購読

よしきからあなたへ

ガソリン暫定税率復活の暴挙を糾弾する

2008年04月30日

 やってくれました。政府・与党は、参院で審議中だったガソリン税や軽油引取税の暫定税率復活法案を、衆院の3分の2の多数で「みなし否決」し「再可決」してしまいました。明日からガソリンが1リットルあたり約30円値上げされます。

 そもそも、道路特定財源を前提とする暫定税率の10年間の復活は、福田首相の「09年度から道路特定財源制度は廃止し一般財源化する」という提案と根本的に矛盾します。また、生活必需品が相次いで値上げされるもとで2.6兆円もの増税を押し付けることは、国民生活に大きな打撃となります。さらに、審議中の法案を「みなし否決」するというのは、参院の審議権を奪うものです。

 日本共産党国会議員団は公開団総会を行い、ひとかけらの道理もない暴挙を糾弾、衆院本会議に出席し堂々と反対討論を行いました。今後も、論戦と運動で国民要求を実現するために全力を尽くすことも確認。一方、民主党、社民党は本会議を欠席。若手議員らが大挙押しかけ、衆院議長が本会議場に入るのを妨害するパフォーマンスを行いましたが、そんなやり方では国民の支持を得られないばかりか、政府・与党に助け舟を出すことにしかなりません。

 暴挙のあと、福田首相が国民むけに記者会見。歳入欠陥をこれ以上続けるわけにいかない、とくに地方の財政は大変、福祉や教育にまで影響が出ているところもある、などと国民に大増税を押し付けた言い訳に終始していました。しかし、道路にしか使えない特定財源と暫定税率の復活は、「道路だけ聖域化しないで、医療、福祉、教育にも使ってほしい」という国民の願いを真っ向から踏みにじるものです。

 地方の問題をいうなら、私が増田総務大臣との論戦で明らかにしてきたとおり、道路特定財源という仕組みが、地方の財政を悪化させ、大型道路優先で生活道路の整備を遅らせる要因となってきたことを直視すべきです。(道路問題の論戦は、HP「ニュース」欄にアップしておきました。ぜひご覧ください)

 支持率2割台の首相の暴挙を国民は決して許さないでしょう。自民・公明政権は、自らの墓穴を掘り続けていることを肝に銘じるべきです。

 きょうは朝5時起床で東京へ日帰り。午前中、党総務部会で行政不服審査法改正案の検討。夕方、2011年地デジ移行にともなう難視聴対策(ギャップフィラー方式)にまで電波利用料がかかる問題を総務省に指摘し免除を要請。一昨日お話をうかがった紀美野町副町長に報告。

ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください
 
ひとつ前のページに戻る
特集
Copyright (C) YAMASHITA YOSHIKI All rights reserved.