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鴨脚先生を偲ぶ会 橋下徹大阪府知事にもの申す

2008年04月12日

photo 西淀病院の院長をされた鴨脚(いちょう)光増先生を偲ぶ会に参加。故くつぬぎタケ子元参院議員(医師)、故林喜彦元大阪府会議員(医師)とともに大阪・西淀川で公害患者をはじめ住民の命と健康を守るために医療の最前線で奮闘された先生です。大阪2区日本共産党後援会長、大阪府アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会会長も勤めてくださいました。真のヒューマニスト、インターナショナリストとして、命を救い、戦争を憎んだ鴨脚先生の足跡を振り返り、尊敬すべき先人たちが踏みしめ切り拓いた道を、私たちいまに生きるものが継承、発展させなければならないと誓いを新たにしたのでした。

photo 大東に戻り、最終まで市長・市議選の応援。各候補の宣伝カーと何度もすれ違う激しい選挙戦最終日でしたが、夜の帳のなか、スーパー前で、団地のベランダで、足を止め、わざわざ出てきて訴えに耳を傾けてくれる市民も少なくありません。松久よしき市長候補、こざき勉、とよあし勝子、とびた茂各市議候補は元気いっぱい。なんとしても勝利を。

 ところで、大阪府の橋下徹知事直轄の「改革プロジェクトチーム」が11日に公表した「府財政再建プログラム試案」はとんでもない内容です。医療・福祉に大ナタをふるい、35人学級を40人学級に戻すなど、大阪府民の暮らし、子どもたちの教育を直撃するものとなっています。

 児童文学研究の拠点でもあり、明治時代から現在までの絵本や漫画約70万点の蔵書を誇る「府立国際児童文学館」(吹田市の万博公園内)を中央図書館(東大阪市)に機能集約する、1年中氷があるスケートリンクをもち、フィギュアの高橋大輔、小田信成両選手や、ショートトラックの五輪金メダリスト西谷岳文選手らも利用してきた「府立臨海スポーツセンター」(高石市)、利用料が他の半分ぐらいで若手演劇集団などの育成にも大きな役割を果たしてきた「府立青少年会館」(大阪市森之宮)は廃止する方針です。

 さすがに11日開かれた大阪府の部長等意見交換会では、小西禎一・改革PT長から概要が説明されると、出席した部長からは「最初に数字ありきなのか」「府民に説明できない」と厳しい意見が相次いだといいます。なかには「どういう哲学でやるのか見えない。改革は支持するが、府民の命や生活を削らないようにしたい。負担は増やし支援は削るでは困る」(健康福祉部長)、「なぜ今府がこういう状況か。さかのぼれば94年、95年に国から景気対策を強いられたことが、記載残高の大きな要因。国にも責任を取ってほしい。改革で、総務省が笑い財務省が手をたたくのでは地方自治の崩壊だ。将来を担う子どもに投資しないでどうするのかということを議論の基本に置きたい」(教育長)など堂々たる正論も。

 橋下知事は「真剣な議論の先に真実が見える」「妥協のない議論をお願いしたい」と語ったそうですが、哲学なき、はじめに1100億円削減ありきの姿勢を変えない限り、いくら府庁内で議論しても府民が納得できる結論は出ないでしょう。これを機に府民的な大議論を巻き起こしたいと思います。


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