道路特定財源と暫定税率が期限切れとなった問題で、地方自治体にどんな影響があるのか、議員会館の私の部屋に総務省、国土交通省の担当者に来てもらい3ラウンドでレクチャーを受けました。
官僚からレクチャーを受けるときに大事なことは、いかにシャープな問題意識を持っているかということ。彼らは聞かれたことにしか答えませんから、ぼんやりした質問にはぼんやりした答えしか返ってきません。それと、いきなり専門用語を並べて部分的な細かい説明をするので、こちらがカッコつけてわかったようなふりして聞いていたのではあとで何にも残りません。わからない言葉が出たらすぐ「それどういう意味?」と聞くことも大事です。というわけで、大人数で受けるレクチャーよりマンツーマンの方がうんと理解が深まるのです。
きょうは、そもそも道路にはどんな種類があるのか、それぞれの道路はどこで計画を決めるのか、地方の意見はどのように反映されるのか、建設費や維持費はどこから出るのか、道路特定財源は国と地方でどのように配分されるのか、地方の負担にはどんなルールがあるのか、という流れでまず“道路問題のイロハ”を理解したうえで、今回の事態(道路特定財源と暫定税率が期限切れ)で地方自治体にどんな影響が出るのか、国と地方はどう対応しようとしているのかをレクチャーしてもらいました。
合計3時間。道路に関する制度の全体像と特定財源のかなり細かいところまで理解が深まったと思います。これを踏まえて明日、福島県に道路問題の調査に出かけます。楽しみだなあ。
大阪自治労連の上垣さんより「てんびんちゃん」グッズが届きました。「仕事の中身同じなら 権利もお金もみな同じ」というキャッチコピーのかわいいキャラ。先日の予算委員会での自治体非正規雇用問題の質問の最後はこのキャッチコピーでしめくくりました。