うーん、ここに来てこのカードですか…。政府はきょう日銀総裁人事に元大蔵事務次官の田波氏を提案しました。ゲーム終了間際(明日が総裁任期切れ)に、ほぼ100%負けるとわかったカード(元財務次官の武藤氏が野党から拒否されたのに元大蔵次官が受け入れられるはずがない)を切るとは、いったいどういうことでしょうか。
ひょっとしたら政治と経済の今後の進展を深〜く見通したうえでの作戦か?と一瞬考えてしまいましたが、この間の福田首相の言動(「困ってるんです」「ここまでもつれるとは思わなかった」など)をふりかえると100%(ほぼ、は付きません)それはない。単なる統治能力の欠落(それも小学校低学年のトランプ遊びレベルの…)でしょう。
一事が万事といいますが、これでは株、ドルの急落という世界経済の激動を統治し、国民生活の安定をはかることなどできるはずがありません。日銀総裁の人事より、日本国首相の人事を考えた方がいい局面かもしれません。
きょうは、明日の予算委員会での質問準備の総仕上げ。自治体で働く非正規職員のワーキングプア化を取り上げます。関係方面に最後の確認をして夕方質問通告。宿舎で夕食を作り早めに就寝。睡眠不足ではいい質問できませんから…