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大東市議選の事務所開き…お染久松物語

2008年03月02日

photo 私の住む大東市で来月行われる市長・市議選(定数17)。きょうは日本共産党の3予定候補の事務所開きでした。平野屋新田会所の保存運動で一緒にがんばってきた、こざき勉、とよあし勝子の両現職と、勇退される千秋昌弘市議の後継者、とびた茂さんの各事務所に駆けつけてごあいさつ。衆院大阪12区のしげた初江予定候補も。

 「選挙の候補者の応援をするのはきょうが初めてなんです」。そう言ってマイクを握ってくださったのは某私立大学の教授。平野屋新田会所の保存運動で日本共産党の「情熱」と「戦略」を持った働きを評価したからとのことでした。うれしいですね。日本共産党が日本の伝統文化を守ることに熱心だというのはあまり知られていないようで、会所の保存運動を通じて保守・無党派の方々と幅広い共同ができたことは、私たちにとっても大きな財産となりました。

 事務所開きには、民主市政をつくる会の松久よしき・市長予定候補も見えてごあいさつ。公立保育所民営化、小学校統廃合など自治体リストラをすすめる現市長と、地域の民主診療所の事務局長として福祉・教育を守る先頭に立ってこられた松久さんの一騎打ちとなる様子で対決構図はとてもわかりやすい。

 そのうえ「松久」という名前は大東市に大変ゆかりのある名前ともいえます。大東の野崎は、文楽「お染・久松物語」(※注)の舞台としても知られています。松久は久松をひっくり返した名前でこれまたわかりやすい。市長選も市議選もいい結果が出せるよう地元在住議員としてしっかり役割を果たしたいと思います。

 
(※注)「お染久松物語」(大東市HPより)

 野崎村の久作には、養子の久松(ひさまつ)と、女房の連れ子のお光(おみつ)がいた。久作は気立ての優しいお光を、久松の嫁にしようとしていた。

 一方、久松は奉公に出た大阪の油問屋の娘、お染(おそめ)と知り合い、恋に落ちる。それをねたまれ、久松が油問屋から帰されてきたので、久作は早速久松とお光の祝言を挙げようとする。

 久松のことを以前から慕っていたお光が婚礼の支度をしている所へ、大阪からお染が「野崎まいり」にかこつけて久松に会いに来た。久松との関係に気付いたお光は、お染を追い返そうとし、久松と言い争いになる…。養父への義理から別れ話を持ち出す久松と二人きりになったお染は、自害しようとする。それを見て、久松は二人で死ぬことを約束する。そこへ、事の成り行きをみていた久作に人の道に反していると諭され、二人は別れを誓うが、お互い心中の覚悟を決めていた。

 祝言の席でお光が綿帽子を取ると、髪を切り尼の姿になっていた。お光は二人の心を察し、自分が身を引けば、二人が幸せになれると考えたのだった。それを見ていた、お染の母親お勝(おかつ)はお光に礼を述べ、二人の仲を認め、二人は油屋へ帰っていく。二人の無事を祈り、その姿を見送りつつ、お光は泣き崩れるのであった。





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