急逝された元豊中市議・姫井敬治さんの告別式に参列。豊中信用金庫労働組合を結成し、初代委員長として働くものの権利を守るために闘い、その後7期28年にわたる議員活動では文字通り住民に奉仕しぬいた尊敬すべき大先輩でした。
長男で喪主の敬一氏は、私が民主青年同盟の北河内地区委員長時代の高校生同盟員。現在、住民の幸せなくして自治体労働者の幸せなしとの立場でがんばる自治体労働組合の幹部です。
「BGMに流れたのは父が好きだった『赤旗』の歌です。『卑怯者 去らば去れ われらは赤旗守る』というフレーズを小さいころから風呂の中で聞かされました。父はいつも、『人から裏切られることはあっても、人を裏切ることはあってはならない』と言っていました。労働組合を作り、推されて委員長になったときも、仲間を裏切れないと自分から共産党に入ったそうです。議員になってからも、住民を裏切れないとわからないことは自分で勉強しいつも本を読んでいた記憶があります。私も弟も父の遺志をついでがんばっていきたいと思います」
敬一氏の立派なあいさつを聞いて、父の敬治さんもきっと喜んでいることでしょう。
二男の二郎氏は、つい最近まで民主青年同盟の中央委員長。10年ほど前は隔週で国会の私の部屋を訪ね国会情勢報告を聞いてくれていました。
「父は、山下さん、宮本(たけし)さんを絶対通さなあかんと、参院選も必死でがんばっていました」。
最後のお別れの棺のそばで、二郎氏が声を詰まらせながら教えてくれました。
姫井敬治さん、ありがとうございました。送り出していただいた国政の場で、なんとしてもご期待に応えたいと思います。
誓いを胸に、夕刻、寒風の大東市内を大型宣伝カーで街頭演説。2ヵ所とも学校帰りの小中学生が足を止め最後まで聞いてくれました。こざき勉市議と。