沖縄の米兵が中3の少女を暴行した事件。くり返される米兵の凶悪犯罪に沖縄の人たちの怒りが沸騰しています。昨日、シーファー駐日米大使が沖縄を訪ね、「米兵の教育プログラムを改善する」と述べたそうですが、果たして効果があるのか大いに疑問です。
そもそも容疑者の所属する海兵隊は、イラクやアフガンなどの戦場に送られる“殴り込み部隊”。大義なき侵略戦争で“殺人マシーン”となることを日常的に訓練されているのです。殺人マシーンとなる(自分もいつ殺されるかわからない)訓練と人権を尊重する教育とが両立するはずはありません。
基地がある限り犯罪が起きる――これが沖縄の人たちの実感であり、歴史の真実なのです。米軍基地の縮小・撤去と、米兵を特権的に保護する日米地位協定の抜本見直しなくして、米兵犯罪が相次ぐ事態を解決することはできません。そのことを面と向かって米政府に要求できるかどうか、日本政府の姿勢が問われています。(写真は首相官邸。国会に隣接しています)
きょうは、午前中、NHK予算のレクチャー。午後、山下室の論戦会議。夕方、新宿で街頭宣伝(写真)。「沖縄の少女の痛みをわが痛みとして、米日政府に抗議と毅然とした態度を求めよう」と。街宣後そのまま帰阪。