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シングルマザーの「命綱」を削るな――大阪府母子寡婦福祉大会に参加

2008年02月11日

photo 平成20年大阪府母子寡婦福祉大会に来賓として参加。一言あいさつで私は、「シングルマザーの『命綱』、児童扶養手当を削るな!!ご一緒にがんばります!」と訴え。会場から共感の拍手をいただきました。

 児童扶養手当は、低所得の母子家庭に対し、年収に応じて月1万円〜4万円支給されています。今年の4月から、受給から5年たち、一番下の子が8歳になったら、支給額を最大で半分削るという改悪(02年、自民、公明、民主が賛成)が実施されることになっていました。しかし、昨年の参院選の敗北を受け、政府・与党はしばらく「凍結」することに。シングルマザーたちの世論と運動の成果です。

 厚生労働省の調査でも、母子家庭の平均年収は213万円しかありません。全世帯平均の37.8%です。一方、就業率は84.5%(うち臨時・パート43.6%、常用雇用者42.5%)。じつは日本の母子家庭の就業率は、イギリス、ドイツの4割、スウェーデンの7割と比べても高いのです。問題はいくら働いても低賃金で十分な収入が得られないことです。

 厚労省が所管する国立社会保障・人口問題研究所の研究報告書も、「日本では福祉と就労が二者択一の代替関係にあるのではなく、児童扶養手当と就労は補完関係にある」と指摘。全体的な雇用情勢が改善しない状況での給付削減は「『自立』促進につながらないばかりか、母子世帯の子どもの経済状況を悪化させる恐れがある」と警告しています。

 政府がいまやるべきは、児童扶養手当を削ることではなく、ワーキングプアの母と子の暮らしを引き上げることです。写真は、大会で知事表彰される高齢寡婦のみなさん。体験発表も涙を誘うものでした。

 そのまま上京し議員会館へ。今週は行政監視委員会で質問があります。テーマは地球温暖化問題。しっかり勉強せんと…

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