知事選の投票をすませ兵庫県三田（さんだ）市の演説会へ。三田が地元の大沢たつみ元参院議員も裏方として会場に。頭が下がります。

　事前に、三田市立病院が医師不足と経営難から経営形態の見直しが検討されているので、全国の公立病院つぶしとそれとのたたかいにもふれてほしいとの依頼があったので、総務省の「公立病院改革ガイドライン」を批判し、兵庫県但馬や北海道での立場を超えた「病院を守ろう」という住民運動を紹介。皆さん元気になってくれたようです。

　元気になったといえば、２１世紀の世界の流れの紹介もつよい反応がありました。日本では、国民の世論でいったん引き返した自衛隊を、衆院の多数の力で再びインド洋に派兵する暴挙がやられるなど、アメリカ言いなりの政治が続いています。しかし、世界は違います。各国の独立・主権の相互尊重、内政不干渉、紛争の平和解決、武力の行使・威嚇の禁止を内容とする「東南アジア友好協力条約」に、東南アジア各国だけでなく中国、インド、日本、韓国、ロシア、ニュージーランド、そしてフランスと世界人口の５７％が加盟してきているのです。

　イラク戦争など単独で軍事行動に走るアメリカとは正反対の流れが、２１世紀の世界に力強くひろがっているという話を、皆さん身を乗り出すように聴いてくれました。「感動しました」「お話しの条約なんという条約でしたっけ？憲法９条と一緒ですね」など大きな反響にびっくり。行き詰まった自民党政治に変わる新しい政治の中身が、多くの人々に希望をひろげるんですね。貴重な再発見でした。兵庫の農家などあたらしい層と果敢に対話している金田みねお衆院比例予定候補と。