歴史的価値の高い平野屋新田会所(大阪府大東市)の保存が一段と緊迫した状況になっています。会所を落札した開発業者によって、現地では工事用の覆い幕が張り巡らされました。きょう、幕の隙間から中をのぞいてみると、敷地内は昨年末の庭の古木の伐採に加えて、下草まで刈られ、いつでも建物の解体撤去と整地ができる状態になっていました。
こざき勉・大東市議によると、10日には業者と市議会各派幹事長との協議、業者と市理事者との協議が行われましたが、大東市による買い取り価格で折り合いがつかず、協議は平行線に終わったといいます。新聞も記事を書きはじめましたが、もう一段の打開策が必要です。300年前の新田開発の様子をいまに伝える貴重な史跡を、目先の開発のために失うわけにはいきません。みんなで知恵を絞ってなんとか残したいものです。
夜、東淀川区で大阪府知事選の演説会。梅田章二弁護士は、連日の超ハードスケジュールにもかかわらず喉の調子も絶好調。さすが世界を股にかけて憲法9条の値打ちをひろげてきた人です。2万人以上のアンケートなど府民参加で作った大阪を元気にするマニフェスト(7つの緊急・200億プラン)の力に加え、体力、バイタリティーも抜群です。
演説会を終え、最終の新幹線で上京。明日(といってもすでに日付はきょうですが…)は臨時国会最終日です。