2008年01月06日
春を思わせるような暖かい朝、大阪市の消防出初式に参加。住之江区南港の埋立地に、消防車両50台、消防艇4隻、消防ヘリコプター4機、総参加人数1,400名が集まり、パレードや訓練を見せてくれました。
圧巻はラストの一斉放水。水上の消防艇と陸上の消防車がその能力を誇示するかのように水のアーチを描きました。
港湾都市でもある大阪市の消防には水上部隊があります。大きな消防艇の能力はとても高い。水上パレードには大阪市の帆船「あこがれ」の姿も。
ミニ消防車に乗った小学生がほほえましく思わず拍手。
救助訓練は隊員の真剣な表情ときびきびした動きがたのもしい。海上や高速道路上から病院への緊急搬送にはヘリコプターが大活躍。
市民の命と安全をまもるために文字通り24時間365日緊張感を持って任務を果たす消防職員や、地域防災リーダーなど市民ボランティアの皆さんにあらためて敬意を表するとともに、人員、装備、システムの面で十分なサポートをするのが政治の役割と実感した出初式でした。 その後、旭区、大東市、羽曳野市でひらかれた新春のつどいや決起集会のハシゴ。知事選をたたかう梅田章二弁護士や衆院小選挙区予定候補の皆さんと。途中、妻とともに自宅近所に知事選ビラ配布。 旭区のつどいでは元日本共産党大阪府委員長の菅生厚さんが『明日につなぎたい 78歳からのブロク時評』という本を出版されたことを知り、驚くとともに感心しました。3年間のブログにつづられた時評は、いま読み返してもまったく古さを感じません。時々の出来事の紹介だけでなく、黒田革新府政を誕生・継続させ、数々の国政・地方選挙をたたかい、公害反対闘争はじめ様々な府民運動を多様な人々ともに構築してきた菅生さんならではの鋭く深い批評が入っているからでしょう。練り上げられた文章と考察は、最近の新聞論調と比較して“ジャーナリズムはいかにあるべきか”を考えさせてくれます(お世辞抜きに)。最新の話題本を読みこなす向上心にも敬服しました。ぜひご一読をおすすめします。