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党旗びらき 大阪互礼会 救命救急医療

2008年01月04日

photo 午前、党本部で開かれた党旗ひらきでの志位委員長あいさつを、大阪府委員会事務所でCS衛星中継により視聴。志位委員長は、戦争と平和の問題でも、貧困と格差拡大の問題でも、地球環境の問題でも、大企業中心、アメリカいいなりの自民党政治ではもはや立ち行かなくなっていること、資本主義の枠内での民主的改革をめざし、さらに資本主義を乗り越えた未来社会を展望する日本共産党の綱領が、世界の構造変化とも響き合っていることを、具体的な事象も挙げて強調。年頭にふさわしい大局観をつかめる話でした。大阪府委員会勤務員の皆さんにごあいさつ。

photo 午後、大阪府、大阪市、大阪商工会議所、関西経済団体連合会、関西経済同友会、関西経営者協会の新年互礼会に出席。会場の大阪国際会議場は数千人の人でいっぱいでした。大商副会頭・小池俊二さんをみつけてごあいさつ。小池さんは中小企業経営者の代表として高い見識をお持ちで、中小企業基本法「改正」問題で意見交換させていただいて以来、さまざまなテーマでご意見を伺っています。6年ぶりの国政復帰を大変喜んでいただきました。

 残念だったのは、各団体代表のあいさつで貧困にあえぐ大阪府民の実態に触れる話がほとんどなかったこと。太田房江大阪府知事にいたっては、「今年の百貨店各店の初売りも大盛況だったよう。いままで控えていたが来年からは私も福袋争奪戦に堂々と参加したい」と、府知事選出馬断念に追い込まれた自らの立場をジョークで語ったつもりでしょうが、百貨店の福袋争奪戦などとは無縁の多数の大阪府民の生活は見えていないご様子でした。がっかりです。

 一方で知事は、関西空港の第二滑走路が完成したこと、湾岸部に大企業の誘致が進んだことをあげて「昨年はよい年だった」と自賛。率直に言って、薄っぺらな議論だなと感じました。いま深く考えるべきは、巨大開発や大企業の収益向上がどうして国民・府民の生活向上に結びつかないのか、ということではないでしょうか。そこに思いの至らない人に大阪府政の舵取りを任せることはできません。いよいよもって庶民派弁護士・梅田章二さんの出番です。

 互礼会会場で経済界の方々とじっくり意見交換したかったのですが、急な予定が入ったために30分で中座しなければならなかったのはとても残念でした。

photo 国際会議場を後にして向かったのは大阪府庁の日本共産党控室。けさの新聞各紙で報じられた、東大阪で交通事故にあった49歳の男性が5つの救命救急センターに受け入れを断られ1時間後に死亡した問題で、吉井英勝衆院議員、せりう幸一、くちはら亮府議とともに大阪府の担当者から説明を受けました。救命救急センターという「命の最後の砦」が機能しなかった大問題。じつは昨年末にも、姫路市や富田林市で同様の出来事が起こるなど、救命救急医療体制は都市部でも安心できない状況にあるのです。

 今回の件の原因は、現在事実関係を把握したうえで調査中とのことでしたが、@各自治体の救急隊と救急告示病院(大阪で約270あります)をつなぐ情報システムの強化・充実、A根本的な医師不足の解決、が急務であることはあきらかです。「医師不足は1自治体では解決できない。国政で力を入れてほしい」との切実な要望もだされました。命の重さに地域格差や運・不運があってはなりません。政治の最優先課題のひとつとして引き続きこの問題にあたりたいと思います。




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