9：40　党参院団会議。参院財政金融委員会で額賀財務相、守屋前防衛次官の証人喚問を行うことを野党だけで議決した件で、党議員団として、全会一致の原則を貫くうえで、最後の段階で「退席して棄権する」というベストの対応がとれなかったことを、今後の教訓にすることを確認。12月3日の喚問については、あらためて全会一致となるよう努力することに。間違ったときは間違ったと認め、党内外にあきらかにして教訓とする――潔い態度です。

　10：00　参院本会議。法案の採決とともに、西岡議院運営委員長から｢参議院改革協議会｣の設置が報告されました。参院選挙制度、小数会派の議院運営参加などが協議されることになります。

　10：30　党総務部会。「報道の自由」を侵害する｢放送法改正案｣について審査。言論・表現の自由、政府や権力からの自立は放送の生命線です。そして、民主主義社会の発展にとって放送の担う役割は大きい。国民に広く法案の内容を知らせながらしっかり論戦したいと思います。　

　12：30　NHKホールで開かれていた町村議会議長全国大会に来賓として駆けつける。分厚い要望書には、「地方交付税の復元・増額」はじめ、医療・社会保障、教育、農林水産業、商工業など具体的な要望項目がずらり。さっと目を通しただけでも、自民党政治のもとでいかに地方が切捨てられ、地域社会が崩壊の危機に瀕しているか、よくわかります。この叫びに応える政治への転換は急務です。

　13：30　議員会館に戻り遅めの昼食、デスクワーク。

　16：45　上野にある日本国際ボランティアセンター（JVC）の事務所を訪ね、代表理事の谷山博史さん、アフガニスタン現地代表の藤井卓郎さんからお話を聞く。ケシ栽培に頼らざるを得ないアフガンの農民の実情から、タリバンの支配地の拡大とカルザイ政権の影響力の縮小、政府とタリバンとの和解のさまざまな動き、米軍による住民の強制捜査や空爆の生々しい様子まで、メディアではわからない最新のアフガン情勢を聞くことができました。感謝です。井上さとし参院議員もいっしょでした。

　19：33の「のぞみ」で帰阪。自宅着は23：00過ぎでした。