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上野の森で芸術の秋を堪能

2007年11月13日

 落ち葉の舞う秋の装いの上野公園を歩くのは何年ぶりでしょう。予定していた国会日程がぽっかり空いたので、久しぶりに国立西洋美術館に足を運びました。芸術の力でしょうか。前庭に置かれたロダンの大作「地獄の門」の前でしばし立ちつくしてしまいました。

 ちょうどムンク展が開催されていて、「不安」「絶望」などの代表作を間近で鑑賞。ひょっとして現在の日本国民の心理状態を一枚の絵で表現するとしたらムンクが近いかも…。ムンクの世界にちょっと重たい気分になりながら常設展へ。中世の写実的な宗教画に続いて、ルノワールやモネなど印象派の作品が並びます。

photo ふわっとした感じの明るい色づかいで描かれた女性や睡蓮は、観るものの心までじんわり暖めてくれます。政治からのメッセージもこうありたいものです。(写真は、クロード・モネ/舟遊び(1887))








 たっぷりと西洋の芸術を堪能したあとは、日本の文化にも触れようと、上野鈴本演芸場へ。これまた久しぶりに生の落語を聴きました。やっぱりいいですねえ、実演は。客席と演者の呼吸が互いに伝わりあい、いっしょに高座を作っているようでした。

 落語の世界には、すごく偉い人も、すごく悪い人も出てきません。せいぜい店賃の滞った長屋の住人とその大家くらいです。なんとか大家のご機嫌を取ってごちそうにあずかりたい、なんていう庶民の暮らしとささやかな願いが織りなす日常世界が話のベースです。だからこそだれもが安心して笑えるのでしょう。安心しすぎて客席で舟をこいでしまいました。

 このところ根を詰めすぎていたので最高のリフレッシュとなりました。あしたからまたがんばろうっと。

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