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小沢・民主党の限界が見えてきた

2007年11月07日

 「あぜん」→「怒り」→「あぜん」。福田・小沢会談(2日)、小沢辞意表明(4日)、辞意撤回(7日)に、国民は大きく失望したことでしょう。一連の騒動で見えてきたことを整理すると…

@ 自民も、民主も、民意を根本から裏切る行動をとった
A 小沢氏は、国民を信頼できない政治家である
B 民主党には、自民党政治を大もとから変える志はない

 ということではないか。@とAについてはすでに4日に書いたので、きょうはBについて考えてみましょう。

 小沢氏は2日の辞意表明会見で、「民主党はいまだ力量不足」「次の総選挙での勝利はきびしい」と前置きしたうえで、次のように述べました。

 「政策が取り入れられるなら、あえて政権の一翼を担う」「政権への参加は、政権交代可能な二大政党制の定着を確実にする」

 ここには、民主党のいう「政権交代」の意味がよく表れています。

 まず、民主党の政策目標は、自民党の許容範囲内のものである、ということ。そして、その許容範囲内で、担い手だけを代えるのが「政権交代可能な二大政党制」である、ということ。

 ようするに、自民党政治の基本路線は変えない。自民党がコケたときのスペアが民主党、民主党がコケたときのスペアが自民党ということです。

 しかし、7月の参院選で国民が下したのは、弱い人たちを切り捨て、戦争を美化する自民・公明政治はNO!という審判でした。国民は、そんな自民党政治の「担い手」ではなく「中身」を変えてほしいと切望しているのです。

 民主党には、その願いにこたえるだけの立場も志もない、ということが一連の騒動でハッキリ見えた結論だと思います。これは、小沢氏だけでなく、小沢氏を党首として慰留した民主党全体に当てはまることだといわねばなりません。

 国民とともに、自民党政治を大もとから変える志をもつ党として、日本共産党が果たすべき役割はいよいよ大きい。こころして臨みたいと思います。

photo きょうは、政令市議員と国会議員団との懇談。全国17の政令市から、日本共産党議員と各市財政担当者が上京され、大都市部に共通する財政需要の増大、財源確保の苦労とご要望をきかせていただきました。短時間でしたが実り多い懇談でした。

 

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