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福田・小沢会談、小沢辞任会見に怒っています

2007年11月04日

 私、怒ってます。密室で行われ、自民・民主の「大連立」まですすめようとした2日の福田・小沢会談と、きょうの小沢辞任会見にです。

 自民も、民主も、国民の民意を根本から裏切る行為をしました。だって、「反自公」をかかげて参院選をたたかい多数の得票を得た、その民主党が、打倒すべき対象にしていた自民党と手を組もうとしたのですから(小沢代表はきょうの記者会見で認めました)。

 国民の1票をなんと心得る、といいたい!これでは選挙をやる意味さえなくなってしまいます。政党政治を担う党首として失格です。

 会見を聞いていて、小沢氏は国民をまったく信頼していないのだなと思いました。「民主党はまだ力不足」「次の総選挙で勝つのは厳しい」、だから自民党とくっついて政策を取り入れてもらおうと考えた、というのですから。

 たたかう前から勝てないと決める大将がどこにいるでしょうか?3カ月前に自分を勝たせてくれた国民をなんで信頼できないのでしょうか?情けない。結局、国民を信頼するより、永田町の数合わせのほうが手っ取り早いという考えなのでしょう。

 民主党はそんな大将でほんまにええんか?ともいいたい。大将から、あんたら力不足や、当てにはできん、といわれたも同然なのです。ここは、もういちどいっしょにがんばりましょう、ではなくて怒らなあかんとこでしょう。

 それから、自衛隊の海外派兵問題も重大です。二人は、国連の決議があれば、海外での軍事作戦を支援する、という認識で一致したといいます。ちょっと待ったといいたい。憲法9条はそんなこと認めていません。国連決議があろうがなかろうが、「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」。これが憲法9条の立場です。

 参院選で民主党は、イラク派兵も、インド洋での給油活動も、どちらも憲法違反なので反対、といって国民の支持を得たはずです。国連決議があればOK、なんて思って1票投じた人はほとんどいないでしょう。これも重大な裏切りではないか。

 「あぜん」から「怒り」へ。両党の行いが日本列島をそんな気持ちで充満させた3日間でした。まっすぐに筋を通すまともな政党の出番です。

 きょうは、朝、大阪市長選挙の出発式で姫野きよし候補とともに訴え。大阪で行われた全国自治会連合会の大会に来賓として出席。そのまま上京し、議員会館で明日の質問とTV収録の準備。


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