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守屋前防衛次官の証人喚問に「アホかい!」  

2007年10月29日

 「200回ゴルフの接待を受けて申し訳ないと思っている。しかし見返りに便宜を図ったことは一切ない」――そんな言い分が世間で通用するわけがありません。

 きょう国会で、防衛省の守屋武昌・前事務次官が軍需専門商社「山田洋行」の元専務からゴルフや飲食など多額の接待を受けていた問題にかかわって、守屋氏の証人喚問が行われました。

 開いた口がふさがりません。「200回のゴルフのうち半分は夫婦で行っていた」(ゴルフ好きの女性は官僚の連れ合いになるに限る?)、「1万円でいいといわれ、1万円払ったこともある」(「こともある」って200回のうち何回?)、「ゴルフセットを2回いただいた」(使用回数が多いと消耗も早い?)、「夏休み、冬休みに北海道にゴルフツアーに行った。費用は先方が出した」(航空機のシートはエコノミー、なわけないか。宿泊したホテルはどこ?)

 と両者のズブズブの関係が明らかになりました。で、トドメのセリフ。「ポストが上がっていくとストレスがたまる。週末に解消したいと長年の友人に頼ってしまった」。アホかい!といいたい。「わずかな年金で、おかずのないごはんを何回も食べています」とうつむいたまま語ってくれた年配の女性。交通費も支給されず「人間扱いしてくれないのが悔しい」と涙ぐむ派遣の若者…。あんたにこの人たちのストレスはわからへんやろ!!!

 いくら神妙なフリをしても、守屋氏の全身からは利権のニオイがぷんぷん漂ってきます。いったいどんな便宜を図ったのか?国民の血税をどれほど食い物にしたのか?そこに絡んだ政治家は誰か?――とことん真相が解明されなければ国民は納得しないでしょう。幕引きはアカンの声を国会に!

 朝、新幹線で上京。昼、参院行政監視委員会の理事会と委員会。「労働安全」「小児医療」「遊戯施設の安全確保」「リサイクル対策」などのテーマで総務省が実施した行政評価・監視・勧告について、総務大臣、環境大臣から説明を聴取。これに対する質疑は11月5日の予定です。

 午後、議員会館の事務所で派遣労働者(40代)からききとり。5年前から登録型派遣で働いているという彼は、200以上の職場を経験したといいます。「同じところで同じ作業をしたのに給料が違うことに怒りを感じる」という彼の言葉と、「人件費を固定費から流動費に」とサラリと書いた派遣会社の企業向けパンフレットのあまりに大きな落差に、こんなことを許す社会であってはならない!との思いを強くしました。

photo 合間、兵庫県商工団体連合会(兵商連)の代表から請願署名を受け取り。夕方、議員団会議と法案審査会。


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