残念でした。東大阪市長選挙で、長尾淳三さんを市長に戻すことはできませんでした。たったいま、長尾事務所から自宅に戻ってきました。開票結果は以下のとおりです。
長尾淳三 70,454票
野田よしかず 72,820票
西野しげる 22,014票
惜敗です。力不足をお詫びしたいと思います。しかし、長尾さんの得票は、先月の市議選での日本共産党(9人全員上位で当選)の得票を約3万票伸ばし、昨年の市長選挙(長尾さんが当選)の得票を2万票伸ばしました。「市民が選んだ市長を勝手に不信任するとはおかしいやないか」という東大阪市民の良識と民主主義の力はしっかり示されたと思います。
上下水道庁舎などムダづかい復活、乱脈同和復活を許さないために引き続き市民運動を強めるとともに、民主市政の再々建めざして捲土重来を期すことが私たちの責任です。さあ、次のたたかいにスタートです。
きょうは昨日に続き、登録型派遣労働者だった青年(23)から実態の聞き取り。いわゆる「日雇い派遣」(前日の夕方に翌日の集合場所と時間、仕事の種類が携帯のメールで連絡され、予約して出かける。賃金は日銭)のしくみ、人間として扱われない悔しさ、劣悪な労働環境、連帯感も達成感もない働き方など、まさに「青春の浪費」とでも言うべき実態に悔しさと怒りで身体が震えました。
「派遣労働という働き方をなくしてほしい」。この一言に彼の思いが凝縮されていると思いました。期待にこたえて国会で奮闘したいと思います。
午後、近畿ブロックの議員会議。石井いく子、こくた恵二、吉井英勝各衆院議員、山口勝利・近畿ブロック責任者・党大阪府委員長と、総選挙での議席増をかちとるための意思統一を行いました。