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シングルマザーの涙の訴え 「ペシャワール会」の方にアフガンの状況を聞きました

2007年09月26日

 涙、涙の集会でした。たくさんのシングルマザーから直接、生活実態と思いを聞くことができました。午前中、国会内で新日本婦人の会主催による児童扶養手当の削減中止を求める集会があり参加。生の声の一部を紹介します。

photo 「『サマースクールに行きたい』と言ってた子どもが、1万6千円かかると知って、『もったいないから、みんなでおいしいもの食べに行こう』と提案してきました。子どもに1万6千円が高いと感じさせたことが悔しいです(涙)。児童扶養手当を削減前の水準に戻してほしい」

 「パートを2件かけもちしています。子どもに夜、留守番させているのが心配でしかたありません。現在、児童扶養手当が支給されていてもこのような状態なのに、削られたらどうなるのか…」

 「これから母子家庭になります。(幼子を傍らに)皆さんの話を聞いて、手当てがなくなったらこの子はどうなるのかと…(絶句)。子どものやりたいことをあきらめさせる、そういう目にあわせたくないと思います(涙)。ちゃんとした制度にしてもらいたいと思います」

photo 「支給から5年たったら半額にするというけど、私たちは5年たったら所得が増える保障はありません。国のやり方で私たちの生活水準が下げられるのはおかしいと思います。困っている人たちから取るようなケチくさいことするな、取るべきところは他にいっぱいあるじゃないかと言いたいです」

 「(児童扶養手当削減を決めた)4年前の国会を傍聴しました。こんなに簡単に私たちの命綱を削られてたまるか!とがんばってきて、今度、(政府・与党が削減凍結の)改正案を出そうとしていると聞いて、本当に喜んでいます。皆さんの力でここまでこられたと思います(涙)。もうしばらくよろしくお願いします」

 悔しさと悲しさをかみしめながら、たたかう若いお母さんたちに、心の底からエールを送りたくなりました。そう、皆さんのたたかいが政府・与党を追いつめつつあります。子どもは文句なしに、理屈抜きに社会の宝。その子育てを担う皆さんにこんな苦しみを味わわせ続ける社会でいいのかが問われています。

 「母子家庭でも父子家庭でも、明るく楽しく生きていける社会にしたい!」――やりましょうよ、みんなで。

photo 午後、アフガニスタンで医療や水源確保の支援活動をされているNGO・ぺシャワール会の事務局長代行、福元満冶さんをお招きして、現地の状況、会の活動、テロ特措法延長の影響などをお聞きしました。

▼アフガニスタンの8割は山岳地帯(しかも6000メートル級)。平地に病院をつくるだけでは住民は下りてこれないので、山岳地帯に診療所を10ヵ所つくった。
▼各村々にある「ジルガ」と呼ばれる長老会議への根回しが大事。病院が必要か話し合ってもらい、必要となったら土地を提供してもらう。これをやらずに勝手に建てても使ってもらえない。
▼2000年からは干ばつ対策として井戸掘り(飲み水用)と用水路づくり(畑かんがい用)に取り組み、井戸1500、用水路13キロを完成させた。
▼きれいな水を確保すれば、飲んでも下痢をせず、薬がいらなくなる。かんがい用水が確保されると、枯れ地が半年で緑の麦畑になる。
▼用水路の総工費は9億円。のべ38万人の雇用が生まれた。この仕事がなければ、難民になるか傭兵になるかしかない。
▼会の活動に現在、政府の資金は一切入っていない。すべて会費と寄付によってまかなわれている。
▼日本がアメリカの同盟軍とみなされるようになると我々の安全は風前の灯となる。

 など、貴重なお話でした。「戦争でテロはなくせない」「殺しながら援助はできない」という事実とともに、日本がやるべき真の援助の方向がくっきりと見えてきました。ありがとうございました。

photo 議員会館の部屋を兵庫商工団体連合会(兵商連)の代表が訪ねてこられました。「当選してよかったー」と大感激されながら、自主共済制度を存続の危機に追い込んでいる「保険業法の適用除外を求める請願署名」をどっさり頂戴しました。

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