忙しい１日でした。午前、堺のある職場後援会の学習交流会で１時間の講演、お昼、党大阪府委員会の総会であいさつ、午後、「大阪民主新報」のインタビュー、夕方、東大阪市議選（１６日告示）の応援、夜、市田書記局長のお兄様のお通夜に参列。

　職場後援会での講演では、言いたいことを全部お話させていただきました。▼参院選でのご支援のお礼と決意、▼安倍首相の突然の辞任表明と日本共産党の立場――第５回中央委員会総会で確認された、�@直面する熱い焦点で、まちがった政治に反対を貫くとともに、国民の切実な要求を実現するために積極的役割を果たす、�A綱領と日本改革の方針を広く国民に語り、国民の利益にかなった「新しい政治」とは何かを、国民とともに探求する、という「２重の構え」が大事、▼党創立８５周年――『宮本顕治対談集』に学ぶ大局観、という流れでした。

　皆さん大変熱心に聴いてくれ話し甲斐がありました。「ちょっと遅めの当選のお祝い」と花束もいただき感激。

　東大阪では大型宣伝カーで３ヵ所の街頭演説。浜まさゆき、上原けんさく、あさの耕世の各予定候補とともにマイクを握りました。私の演説の東大阪にかかわる部分を以下に紹介します。

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　さて、無責任な首相辞任で、国民に大迷惑をかけた自民、公明が東大阪でやったことはなんでしょうか。数の力で長尾市長を不信任したことです。

　「なんでやねん？市長に不祥事があったわけでも、市長が公約を破ったわけでもないのに、不信任とはおかしいやないか」――いま、保守の方、創価学会員の方の中からも疑問や怒りが広がっています。

　当然です。１年前、市民の手で市長に返り咲いた長尾さんは、たくさん税金のかかる上下水道庁舎の建設計画を市民参加で見直しました。介護保険の減免制度を充実させました。こうして市民のための市政を進めてきたから、自民、公明など野党の皆さんも、長尾市長の提案する予算の９９．９％に「賛成」したのです。

　それをいきなり不信任とは、民主主義に対する挑戦であり、市民への挑戦ではないでしょうか。こんな道理のないやり方は許せない――東大阪市民の良識で、自民、公明に厳しい審判を下そうではありませんか。

　長尾市長不信任を強行した自民、公明、一部の民主系議員のねらいはなにか。彼らが、「上下水道庁舎の建設中止がけしからん」「同和行政を終わらせようとしているのがけしからん」と主張していることを見てもわかるように、ムダづかいと乱脈同和の復活がねらいです。しかし、これでは、「汚職のデパート」といわれ、市長逮捕にまで至った清水市政時代への逆戻りです。市民の良識で、こんな黒いたくらみをはねかえしましょう。

　日本共産党はひとかけらの道理もない、自民、公明による市長不信任に厳しく反対するとともに、市長や市民と力を合わせて、障害者の税金や保険料の負担を軽くしたり、子どもの医療費を助成する対象を広げたり、若者の雇用を改善するための実態調査を実現してきました。これからも、「市民アンケート」にもとづいて、福祉、医療、教育をよくし、子育て、中小企業を応援する仕事を進めます。

　この日本共産党の議員が増えてこそ、自民、公明などによる道理のない市長不信任へのもっとも厳しい審判になり、市民のくらしを守るたしかな力となります。

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　市田さんのお兄様がお好きなものは、阪神、お酒、石原裕次郎だったとか。やっぱり兄弟やなあと、ほのぼのとした気分になりました。合掌。