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大阪府立母子保健医療センターの末原先生を訪ねました

2007年09月05日

 大阪府立母子保健総合医療センターの末原則幸副院長兼産科部長を訪問しました。大阪の周産期緊急医療体制を中心になって整備してこられた先生です。超多忙ななかで対応してくださいました。

 訪問の目的は、奈良県で起きた妊婦死亡(昨年)、妊婦死産(先月)をうけて、安心して赤ちゃんを産める体制をどうつくるか、ご意見を聞かせていただくこと。先生は、まず各府県の周産期医療体制をしっかり確立すること(1次は輪番制でもよい、2次3次の緊急ネットワークをしっかりつくる)、そのうえで、各府県間の連携を強化するためには、病院探しの仕事をする専門家(医師)が各府県に必要なことを強調されました。

 また、産科では30分で帝王切開手術ができる体制が重要で、大阪でもすぐ近くで受け入れてもらえる病院が必要であることが浮き彫りになり、現在大阪府下8ヵ所の基幹病院(うち3ヵ所が総合周産期母子医療センター)にくわえて、地域周産期母子医療センターを整備していく計画とのこと。そのためにも、地域の開業医の先生方に月1回当直してもらうなど協力をお願いすること、産科研修医の東京集中を地方に還元することが必要だとも。

 さらに、NICU(新生児集中治療管理室)は現在1000出生に2の割合で整備する基準になっているが、双子の出生が増えるなど基準を引き上げる必要があること、関連して、障害をもって生まれた子どもを受け入れる施設を増やす必要があることも指摘されました。

 安心して赤ちゃんを産める体制をつくるために、データを蓄積し、先生方と議論し、行政にも問題提起する,末原先生の姿勢には大変感銘を受けました。お聞きしたことを、国政、府県政に生かすために奮闘したいと思います。ありがとうございました。

 訪問には、黒田まさ子大阪府議、山村さちほ、田中美智子両奈良県議が同行してくれました。

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