非常にハードな１日でした。朝、交野市議選の出陣式２カ所に顔を出しあいさつ。午前、枚方の出直し市長選挙にむけた街頭宣伝を３カ所。午後、再び交野に戻って街頭宣伝を４カ所。夜は兵庫県猪名川町で演説会でした。中身の違う３つの選挙を１日で応援するのはさすがにキツかったです。
交野市議選は、中上さち子、さかの光雄、さらがいふみの３候補が挑戦します。市民アンケートでは、福祉・医療の充実（６３％）、環境対策の充実（４９％）が上位。とくに３年後に開通する第二京阪道路が、交野のきれいな空気を汚し、景観を壊すのではないかと心配されています。
第二京阪道路から交野の環境を守るために、２０年も前から住民とともに運動してきたのが日本共産党。道路そのものを止めることはできませんでしたが、遮音壁や吸音板の設置を約束させることができました。道路を促進する一方で、あいつぐ公共料金の値上げ、福祉・教育サービスのきりすてにすべて賛成してきた他党との違いはくっきりです。
枚方は、清掃工場建設をめぐる談合事件で中司宏市長が逮捕・起訴され辞職したことで急きょ市長選挙となりました。①談合事件の全容を解明すること、②「汚職のまち」から「福祉のまち」をよみがえらせること、が求められています。「清潔・民主の会」の市長予定候補・野田たかはるさんは、「おおさか市民ネットワーク」の一員として９０年代からゼネコン談合の排除をめざして運動してきたうってつけの人です。
他方、市長をかばい続けた市議会「オール与党」は、出直し市長選に元大阪府教育長を担ぎ出そうとしています。しかし、この人物こそ大阪府のいたるところで府立高校をつぶしてきた人物。枚方西高も彼によってつぶされました。しかも、昨年、大阪府教育監が私学理事長に便宜を図りお仕立券付紳士服地をもらったことが発覚して逮捕されましたが、当時の責任者でもあります。教育長本人も私学関係者と料亭で過度の飲食をしたことで処分を受けました。
談合事件の出直し選挙の候補者に、利害関係者と料亭で飲食して処分された人物を担ぐとは、あまりにも市民を馬鹿にした話です。こういう動きにも厳しい審判が必要です。「わかりやすい話でした」との感想も。
猪名川町議選は、下坊辰夫、池上哲男の両ベテラン議員が再選めざして臨みます。その活動を知ると、安心して住み続けられる猪名川町のまちづくりにとってなくてはならない存在だとわかります。①抜群の発言回数、②アンケートで町民の願いをまるごとつかみ、③徹底した調査・研究と住民運動で実現するまでがんばりぬく、という他の議員にまねのできないすばらしい活動をされています。
まさに「住民の利益第一」「国民の苦難解決」という日本共産党の原点を貫く活動です。「もし落としたら猪名川町民の損失です」と訴えると大きな拍手が。ぜひとも二人そろって勝利を！
交野、枚方、猪名川――どこでも私の６年ぶりの国政復帰を大変喜んでくれていて、ありがたさとともに責任の重さを感じました。
