2007年08月29日
国立国会図書館の調査及び立法考査局外交防衛課の課長より、テロ特措法について2時間ばかりレクチャーを受けました。さすがです。先週発注後、外務省、防衛省の発表文書(これはインド洋での給油回数くらいしか公表されておらず、給油相手国の艦船がどこでどんな活動をしてるか詳細はわからない)だけでなく、米軍、英軍、ニュージーランド軍の資料等にもあたってくれ、最新のアフガニスタン情勢をレクチャーしてくれました。 国際法を踏みにじった無法な報復戦争を、日本国憲法の原則を踏みにじって支援するテロ特措法。タリバン勢力の活発化など、戦争ではテロはなくならないということが事実で証明された6年間。日本の給油がその報復戦争とどのような関係にあるのか、政府に事実を明らかにさせなければなりません。 どっさり提供された資料をさらに深め、論戦と運動に役立つよう努力したいと思います。 夜は、全国災対連の有志の皆さんが、「山下芳生参議院議員を囲む集い――カムバックを祝い、支援法の抜本改正を」の席を設けてくださいました。12年前の阪神・淡路大震災のあと、被災者の生活再建支援を求めてともにたたかった全労連の中山さん、大震災復興兵庫県民会議の岩田さんはじめ、災害問題にとりくむ方々とじっくり懇談。来年は被災者生活再建支援法の見直しの年。今度こそ住宅本体再建への給付を実現させなければなりません。そのために国会内外でどんな活動が求められるか、突っ込んだ意見交換もできたいへん有意義な集いとなりました。