夜、東京・渋谷で日本共産党創立85周年記念講演会。志位さん、不破さんの講演の前に、参院選で当選した議員があいさつ。私は、今回の選挙戦でいちばん印象深い出会いとなった但馬の小学5年生の男の子の手紙を紹介。1分30秒でどこまで伝わるか心配でしたが、みなさんよく聴いてくれ笑いと拍手をいただきました。
志位和夫委員長は「参院選の結果――政治の展望と日本共産党の役割」、不破哲三前議長は「日本共産党史85年と党発展の現段階」と題してそれぞれ1時間あまり講演。2つの講演に共通するキーワードは、「大局観」でした。激動する政治情勢のもと、直面する課題に全力であたりながらも、歴史発展の大局的展望をつかんで活動することが大事だという問題提起です。先日なくなった宮本顕治元議長の著作を読んで私が感じていたこととピッタリ一致したので驚きました。
深いところから元気が出てくる、いい講演会となりました。