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赤城農相疑惑 おぼっちゃま同士のかばいあいにうんざり

2007年07月07日

 安倍内閣がまたまたやってくれました。「政治とカネ」の問題で自殺した松岡前農相のあとに就任した赤城農相の「政治とカネ」にかかわる疑惑です。開いた口がふさがりません。

 けさの「日経」の報道によると、政治団体「赤木徳彦後援会」の事務所は農相の親族宅(両親が住む民家。といってもこれが武家屋敷のようにデカイ)に置かれており、政治資金収支報告書では10年間で9000万円もの経費がかかったことになっています。

 ところが、この親族宅は事務所としての実体がないというのです。農相の祖父、故・赤城宗徳元農相の時代から後援会の代表を務め、政治資金収支報告書にも代表者として氏名を記載されている元茨城県議は「徳彦氏の代になってからは事務所として使ったことはない」と証言したといいます。家賃に当たる事務所費が計1630万円計上されていますが、農相の事務所は「家賃は発生していない」と親族宅の家賃を支払っていないことを認めています。

 「事務所としては使っていない」「家賃は発生していない」。なのに、どうして9000万円もの経費がかかったのか?まったく説明がつきません。佐田前行革担当相が辞任することになった政治資金の「付け替え」「虚偽報告」のような不正が行われていた疑いが極めて強い。事実なら辞任に値します。
 
 きょう、赤城農水大臣は「付け替えや架空のものを計上していることはまったくない」「具体的な内訳はわからない」と語り、安倍首相も「赤城さんはしっかりと説明されたと聞いている」と述べたそうです。内訳がわからないのに、不正がないとなんで言い切れるの?それがどうしてしっかり説明したことになるの?

 じいさんの代から大臣や首相のイスを世襲してきたお坊ちゃま同士のかばいあいに、国民が納得するはずはありません。徹底した調査、告発、追及で、「政治とカネ」をめぐる世論を動かしてきた日本共産党の、またまた出番です。

 急逝された矢野さんのお通夜に参列するため、政見放送のリハーサル後、急きょ帰阪。長年お世話になった矢野さんに、お礼と最後のお別れ、勝利の誓いを捧げました。

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