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「消えた年金」問題で提案 池田、箕面、茨木で「山下よしきデー」 大阪府歯科保険医協会レセプション

2007年05月27日

 きょうは日中、大阪の茨木・豊能地区で「山下よしきデー」。夕方から大阪府歯科保険医協会定期総会後のレセプション。一日で200人越える方々と直接対話することができました。

 きょうのポイントは「消えた年金」問題。社会保険庁の年金記録ミスで、厚生年金や国民年金の保険料を過去に誰が払ったのか特定できない件数が5000万件にも上るという問題です。ここ数日、TV・新聞を賑わしています。けさのNHK討論での小池晃・党政策委員長の発言も参考にしながら、街頭や屋内の演説で、日本共産党の2つの提案を紹介しました。

 第1は、すべての年金加入者に「あなたの年金加入期間はいつからいつまでとなっていますが、まちがいありませんか?」と通知すること。政府の責任で、納めた保険料に見合った年金を受給できない被害者が1人も出ないようにすることです。

 第2は、社会保険庁の解体・民営化はやめること。自民・公明は、現在の社会保険庁を6つにバラバラにしてそれぞれ3年後に民間会社にするという法案を、25日に衆院委員会で強行採決してしまいました。しかし、政府は、5000万件の年金記録ミスを、誰の保険料か特定するのに何年かかるかわからないといっています。特定する作業が終わらないうちに民営化してしまったら、「過去に社会保険庁のやったミスだから」「すでに民間会社になったから」と責任があいまいにされてしまいます。

 そもそも年金業務というのは、数十年にわたって国民の財産を管理する重大なしごとです。国が責任を持って行うべきです。いまでも社会保険庁の業務の一部は民間委託されていますが、個人情報の大量流出なども起こっています。世界でも、公的年金の管理運営は政府が直接やるのがあたりまえとなっています。

 強行採決してまで社会保険庁の解体・民営化を急ぐのは、年金記録ミスについての政府の責任をあいまいにしたいと考えているからではないか、とさえ勘ぐってしまいます。自民・公明と民営化を競い合う民主党の立場も理解できません。「安心して託すことができる年金制度を」の願いは日本共産党へ、と訴えました。

photo 阪急池田駅前、茨木駅前では、それぞれ30人以上の支持者の方が演説を聴きに来てくれ感激。通行人の足もたくさん止まりました。「消えた年金」問題での日本共産党の2つの提案には多くの人がうなずいてくれました。「迫力ある話やった」と池田で自転車にまたがったおじさん。「山下さん、なんでそんなにテンション高いの?はじめから終わりまで」と笑いながらあじち洋子茨木市議。選挙が近づけば近づくほど、聴衆が増えれば増えるほど、私のテンションは上がるのです。「もっと日本共産党の話を聞いてほしい!」と。

photo 箕面では豪華なお弁当を食べながら小集会も。医師不足問題や公明党・創価学会の「政教一体」ぶりなどについて、ざっくばらんに懇談できました。各市議団のみなさんにはお世話になりました。なんとしても参院選挙勝ち抜きましょう!

 大阪府歯科保険医協会のレセプションでは、歯科医療の現状と問題点、政治へのご要望をじっくりお聞きすることができました。校内歯科医の努力もあり子どもの虫歯がうんと減っていること、生活苦から歯科治療が後回しにされる傾向が強まっていること、最近の研究で、糖尿病など成人病と歯周病との因果関係が明らかになってきており、健康な口内環境は健康な体への第一歩であることなど、大変勉強になりました。非常に重要な役割を果たしておられる歯科医のみなさんの報酬が低すぎることも問題です。診療報酬引き上げと患者負担軽減こそ政治の役割と再認識しました。

 

 

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