私の住む大東市にある「平野屋新田会所」を見学。300年前の大和川の付け替え工事のあと、深野池、新開池が新田として開発されたのにともない、新田管理のために建てられたと言われます。とよあし勝子、こざき勉両大東市議に案内してもらいました。
じつは、「平野屋新田会所」は、裁判所の競売にかけられ存続が危ぶまれていました。党派を超えた運動が広がる中で、このたび国指定史跡として保存されることが確実となり、地元住民や関係者は喜んでいます。私も2年前に行われた「第1回平野屋新田会所を考えるシンポジウム」に参加するなど関心を持ってきました。
個人の所有なので、これまで中に入る機会がなかったのですが、管理者のご好意ではじめて入ることができました。主屋や蔵、船着場など往時をしのばせる貴重な建築物が残り、あたかも新田開発の時代にタイムスリップしたかのよう。日本の歴史を知るうえでかけがえのない遺跡として後世に伝えたいものです。
きょうは、明日の大演説会の演説や、たまっていた原稿の執筆に追われました。