2007年05月09日
但馬に続き、きょうは丹波・篠山に入りました。「丹波の黒豆」で知られる農業の盛んな地域、城下町として風情のある町並みに大勢の観光客が集まる地域でもあります。8カ所の街頭演説は事前の案内もされ、多いところでは30人もの人が集まってくださいました。 きょうは2つの手ごたえを感じました。ひとつは、「6月からの住民税増税の中止を求める緊急署名」。一昨日の記者会見で市田忠義書記局長がよびかけたものです。反応に驚きました。年配の女性は「安倍さんはボンボン。庶民の暮らしのことはわかってない」とペンを走らせます。小泉・安倍内閣による国民負担増にあえぐ人々に、この署名は待たれている感じです。 もうひとつは憲法問題です。現地でいただいた「丹波新聞」5月3日付投書欄に、71歳の男性の「9条の死守は世界史的使命」という文章が掲載されていました。聞くと投稿者は合併前の町議会で保守系の議長だった方とのこと。 「現行憲法は、多くの犠牲の上に『二度と戦争はしない』という国民の総意と世界の人々の叡智を結集してできた。希望の光として仰がれている日本国憲法9条を少しでも変えてはならない。この丹波から平和を愛し、憲法9条を死守する救国、救人類の理想に燃える魂が多く輩出されんことを祈る」と記されてあり深く感銘。 ”靖国派”で固めた安倍内閣の登場と憲法壊しの暴走に、いよいよ黙っておれないと、保守の中からも声を上げ行動を始める人がでています。憲法改悪反対の一点での共同をいっそう強めたいと思います。