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エキスポランドのコースター死亡事故に衝撃 

2007年05月06日

 大阪のエキスポランドで起きたジェットコースター事故で19歳の女性が死亡したというニュースは、「こどもの日」に暗い衝撃を与えました。エキスポランドには私も子どものころ連れて行ってもらったし、私の息子たちも連れて行っています。子どもから若者までわくわくしながら楽しめる場所、とみんなが思っていたはずです。それが、じつは“死と隣り合わせ”の場所だったとは…

 事故を起こしたのは立って乗るタイプのジョットコースター「風神雷神U」(6両編成)。最高速度75キロ毎時で、エキスポランドでは1番スリルある乗り物として有名です。報道では、2両目の前部左下にある「車軸」の一部が破断し、車輪が脱落したと見られています。車軸は直径6センチ、長さ40センチで、「SNC」という特殊な合金材でつくられているといいます。

 問題は、遠心力で乗っている人が飛ばされそうになるほど負荷のかかる車軸が、92年の営業開始以来1回も交換されていなかったという事実です。ある専門家は、「明らかに人災。SNCの車軸の耐用年数は5年程度と見ていい。金属疲労は外から目で見ても分からない。前倒しで交換しなければ安全は確保されない」とコメントしていました。

 国土交通省によると、ジェットコースターなどの遊戯施設は、建築時に一定の強度があるかどうかの建築確認が行なわれるほか、建築基準法によって、半年から1年に1回定期点検するように義務づけられています。点検の際は、同省が定める資格を持った検査員が、レールや台車、客席部分などに異常がないかどうかをチェックしています(「しんぶん赤旗」)。

 ではなぜ今回のような車軸の破断、脱線という重大事故を防ぐことができなかったのか?点検基準や方法に落ち度はなかったのか?突然奪われた滋賀県東近江市の小河原良乃さんの命と青春の重みを受け止め、行政と会社、全国の遊園地は対策を講じなければなりません。

 きょうは、明日からスタートする「山下よしき近畿比例キャラバン」(7〜9日は、兵庫県但馬、丹波地方に2泊3日で入ります)に備えての準備や原稿書きで過ごしました。

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