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各県委員長にお礼の電話 大阪弁護士会役員就任パーティーに参加

2007年04月24日

 「こちらこそ忙しい中ありがとうございました。あのときの山下さんの応援は反響を呼びました。いよいよ夏の参院選。私たちもがんばります」――いっせい地方選挙でお世話になった各県委員長さんにお礼の電話を入れると、うれしい言葉が返ってきました。

 今回の奮闘があらたな境地を拓いている県もありました。前半戦の県議選で3から5議席に前進し、後半戦でも大和郡山市、大和高田市、桜井市、大淀町で議席を増やした奈良県は、今回選挙のなかったところも含め、全自治体の議員総数にしめる日本共産党議員の比率がはじめて10%を超えました。

 同じく県議を1増やし、彦根市でも議席を増やした滋賀県も、全自治体での議席占有率が史上最高になったそうです。たいしたものです。全国的にも、後半戦は、定数大幅削減のなか、議席占有率で重要な前進をかちとることができました。この成果を確信に、明らかになった弱点から教訓を引き出し、参院選で必ず前進をかちとるためにがんばりましょう!

 夜、「大阪弁護士会 平成19年度 役員就任披露パーティー」に出席。昨年7月竣工の大阪弁護士会新会館は大変立派な建物でした。山田康男新会長や、旧知の岩田研二郎新筆頭副会長はじめ新役員の方々、ご出席の弁護士や法科大学院教授など多彩な方々とごあいさつ、懇談させていただきました。宮本たけし参院大阪選挙区予定候補といっしょでした。

 頂戴した案内リーフの「沿革」には、「東京が、政治の中心地であったのに対し、大阪は庶民的文化の拠点でした。江戸の昌平坂学問所(東京大学の前身)に対し、大阪には適塾、懐得堂等の町人的学塾が庶民文化を形成しました。明治維新の政治的変革に参与した志士の多くがここに学び、討幕運動に参与し、大阪の法曹界の先人が自由民権運動の闘志であったことも、このような大阪の風土との関連で考えられます。

 大阪弁護士会は、このような大阪の反権威的風潮の影響を受け、1893年(明治26年)民主的野党精神を具現する在野の法曹団体として誕生しました」とありました。気に入りました。いつまでも反権威主義の伝統を貫いて、真実と正義、人権をまもる活動を展開していただきたいものです。

 その点でひとつ気になることがありました。中堅以上の弁護士は、現在の憲法状況について大変危惧され、「立場は違うけれど、命がけで改憲を阻止するためにがんばりたいと思っています」とか、「きょうも参院の憲法調査特別委員会の地方公聴会を名古屋まで行って傍聴してきました。(改憲手続き法に)「賛成」は公述人4人中1人だけでした」など、積極的に意見表明や行動されている方も少なくなかったのですが、「事務所のボスが副会長に就任したのでメンバーそろってきました」という若手弁護士の方は、すまなさそうに、「債権整理の実務などに追われて、正直、憲法問題まで考える余裕がありません…」とのことでした。

 率直なご意見だと思います。憲法問題についてもっとも敏感であるべきはずの弁護士の方でさえ、こういう状況もあるのです。国会で、9条を変えるための改憲手続き法の制定を急ぐなど言語道断です。

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