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選挙は人間ドラマの集合体 神戸市東灘区、垂水区、西区を走る

2007年03月31日

 府県議・政令市議選2日目。大激戦の神戸市東灘区、垂水区で街頭演説11回。土曜日で日中はお天気もよく、街には人が多かった。子どもの手を引いた若いお母さん、バス待ちのお年寄り、手をつないだアベックなどが、耳を傾け手を振ってくれました。夜は神戸市西区で演説会。

 きょうの感激。今回の選挙で勇退されるベテラン県議が、党の議席をなんとしても後継者に引き継がねばと、必死でがんばる姿には心を打たれます。東灘区で演説していると、向こうから党県議候補の宣伝カーがやってきました。みると5期20年務めた筒井もとじ県議(たしか77歳におなりのはず)が候補者といっしょに乗り込み、窓から顔を出し手を振っているではありませんか。すごい気迫です。早朝の駅頭宣伝にも候補者と並んで立っているとか。頭が下がります。

 垂水区でも駅前で演説していると、4期16年務めた毛利りん県議が、後継候補といっしょに歩いて支持をひろげる姿に遭遇しました。周りを引きつけるオーラはさすがです。筒井さんも毛利さんも、「後つぎの○○さんを勝たせることが、私の県議としての最後の大仕事。私に倍する大きなご支援を」と連日連夜大奮闘されています。そんな姿を拝見し、話を聞くと、私も身体の中にカッと火がつきます。演説にもがぜん気合が入り、街の反応もよくなります。やっぱり選挙は熱い人間ドラマの集合体だと、あらためて感じたのでした。

 ついでにきょうの驚き。「従軍慰安婦」問題で安倍首相が「強制性はなかった」と発言した問題。きのうからしゃべり始め、ようやく演説もこなれて気持ちが入るようになってきました。アメリカのワシントンポスト紙は「安倍首相の二枚舌――彼は北朝鮮による日本人(拉致)犠牲者には熱心だが、日本自身の戦争犯罪には目をつむる」と題する社説をだしましたが、拉致問題を真剣に解決するうえでも、「従軍慰安婦」問題での歴史をゆがめる発言は撤回すべきです。

 ましてや、「従軍慰安婦はいなかった」などと繰り返し発言する下村博文官房副長官をそのまま放置することは許されません。官房副長官を辞めさせるべきです。驚いたのは、その下村氏が仲人をつとめ、自らも改憲右翼団体「日本会議」の正式メンバーだという人物が、垂水区選出の無所属県議にいるということ。過去の戦争に反省のない勢力が、憲法を変えようとしていることに、アジアの人びとが日本は過ちを繰り返すのではないかと心配しているさなかの選挙。こういう人物には絶対に負けられません。

 

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