2007年03月20日
きょう3月20日は、イラク戦争開戦4周年。いまもイラクでは、無差別テロと米軍の軍事掃討作戦が繰り返され、多数の市民が犠牲になっています。どんな超大国でも軍事力だけで世界を支配することはできない――これがイラク戦争とその後の占領の最大の教訓ではないでしょうか。いまこそ日本国憲法9条の真価を世界にひろげなくてはなりません。
朝、大阪市内堺筋本町の交差点で、通勤する人びとにそのことを訴えました。宮本たけし参院大阪選挙区予定候補、楠田るみ府議予定候補(大阪市中央区)もいっしょでした。 午前、党大阪府委員会で会議。午後、国政大阪事務所、近畿ブロックで打ち合わせ。目前に迫った府・県議選の支援について、この間の経験と教訓を踏まえて意思統一しました。府・県議選の選挙期間は9日間(3月30日告示、4月8日投票)。近畿各府県の激戦区を中心に応援に入りますが、1回1回が勝負となります。最大の応援は、スカッとした演説・論戦で陣営を燃やし、無党派・他党支持者の支持を獲得すること。そうなるようにスタッフ一丸となってがんばりたいと思います。
夜、中の島剣先公園でおこなわれた近畿郵政労働者総決起大会に参加。10月には郵政公社が民営化されます。小泉首相(当時)は郵政民営化法案を通す際、「国民へのサービスは低下させない」と大見得を切りましたが、すでに集配局の統廃合で、「配達時刻が夕刊の後になった」「独り暮らしのお年寄りへの声かけがなくなるのでは」などサービスの後退、不安が起こっています。地域住民とともに運動して離島の集配業務を残すなど、この間の運動の成果に確信を持って、国民へのサービスと労働者の生活・権利を守りましょう、とあいさつ。
最後は、大阪市旭区の演説会。定数1の府会には大ベテランの近藤正元市議が立ちます。ひさしぶりに“近藤節”を聞き、その朗々たる声にびっくり。往年の名演説はまだまだ錆びていません。定数4の市会で4期目めざすわたし考一市議は、長年にわたる大阪市の不公正な同和行政の追求で、TVにも登場するほどの大活躍。どうかそろって押し上げていただきたいと訴えました。