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東大阪、西宮・宝塚で重税反対集会 「医療を市場経済に任せたら目茶苦茶になる」――兵庫県医師会、神戸市医師会を訪問

2007年03月12日

 午前、重税反対全国統一行動・東大阪市民総決起集会。午後、同西宮・尼崎集会。その後、堀内照文参院兵庫選挙区予定候補とともに兵庫県医師会、神戸市医師会などを訪問しました。

photo 重税反対全国統一行動は、毎年、確定申告がおこなわれるこの時期に各地で取り組まれています。民主商工会や生活と健康を守る会、年金者組合のみなさんたちが、「営業と暮らしを破壊する庶民大増税・消費税増税をやめよ!」「納税者の権利憲章を制定させよう!」などを掲げて集会をおこない、各会員の申告書を税務署に集団で提出します。のちに税務署からの不当な税務調査などがあれば、力を合わせて跳ね返します。まさに納税者の権利をまもる大切な取り組みです。

photo 私は来賓として短いあいさつ。小泉・安倍政権のもとで「貧困と格差」が拡がるなか、困った人をほっとかない“地域の命綱”としての活動に敬意を表するとともに、政治を変えて暮らしと営業を守りましょうと訴えました。さすがに選挙の年。各実行委員長さんのごあいさつも二大選挙が前面に出たものでした。

 医師会との懇談はいずれも話が弾みました。兵庫県医師会のHPにある「会長所感」を事前に読んで驚きました。そこでは西村亮一会長が、「お医者さんはどこへ行ってしまったのでしょうか。今頃は看護師さんも少なくなってきました。一体、何が起こったのでしょうか。…これもあれも政府の低医療費政策に起因しています。公的な医療費は30兆円で押さえ込む。それ以上に増加する部分は市場経済の理論に任せる、という経済財政諮問会議などの一部の経済学者の言いなりになって日本の医療は目茶苦茶になりかけています。…日本の国はG7並に医療にお金を使うべきです。生命・健康については国が責任を持つべきです。それ以外にいまの急場をしのぐ方法はありません」と述べておられました。いまや医師会と私たち日本共産党の医療政策とはほとんど一致します。

photo 小倉繁行次長は、3月から県医師会として「ドクターバンク」を開設したことを教えてくれました。以前から構想はあったそうですが、急な医師不足に直面して開設を急いだといいます。アンケートで県下の医師の勤務変更の希望をつかみ、医師を求める病院や地域とのマッチングをはかるのが「ドクターバンク」。すでにマッチングに成功したケースも1、2あるそうです。昨年発足した「女性医師の会」(安井多津子会長。将来、医師の4割は女性が占めると予想されるなか、女性医師が仕事を続けやすくするために、出産、子育て、介護などの体制整備をめざして活動されています)とあわせて、今後の活動が期待されます。

photo 神戸市医師会では田代博正事務局長が応対してくれました。小児科の採算が合わない実態、産科で医療訴訟が激増している実態などを聞かせていただき、公立病院が責任を果たすことが重要との認識で一致しました。また、「共産党さんのように軍事費を削れとまではいわないがムダ使いが多い。国民の命や健康には、他の分野を削ってでも使うべき」と財政のあり方をめぐっても認識が一致しました。「たたかう医師会」を自認し、地域医療を守るために日常的に運動されている神戸市医師会。これからも注目したいと思います。

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