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9日、10日、11日と和歌山で県議選の応援でした

2007年03月11日

 9日、10日、11日と連続して和歌山へ。現在4人の党県議を5人に増やそうと、大激戦の西牟婁郡区(定数2)で議席奪還をめざす高田よしかず前県議、和歌山市区(定数16)でひきつづき複数議席確保をめざす藤井健太郎県議、おくむらのり子県議予定候補(村岡キミ子県議団長の後継者)、前回選挙で3度目の挑戦で初当選し再選めざす有田郡区(定数3)の松坂ひでき県議の応援でした。

photo 和歌山県政は、国の冷たい政治から県民の暮らしを守るどころか、いっそう輪をかけて冷たい政治がすすめられています。それを、県議会で、自民、公明、民主、社民、無所属議員が知事の提案にほとんど「なんでも賛成」して支えてきました。そのなかで、日本共産党は暮らしと福祉を守るために3つの役割を果たしています。

photo 第1は、県政に“福祉の心”をとりもどす役割です。国がお年寄りの医療費を1割負担から2割負担に引き上げようとしているときに、和歌山県は独自の高齢者医療補助制度を大改悪。対象となるお年寄りを、01年の3万1千人から06年には1千人へと激減させてしまいました。また、国が障害者の自己負担を大幅に引き上げたときに、和歌山県は障害者の補装具の補助、グループホームの運営補助を廃止してしまいました。あまりにも冷たい。

 日本共産党は、1歩でも2歩でも県民の暮らしと福祉をよくするために、県民運動と力を合わせてがんばってきました。たとえば、子育て支援です。昨年、子どもの医療費無料制度が入院・通院とも小学校に入る前まで拡大。小学校、中学校とも全学年で少人数学級が実現しました。また、障害者のみなさんとともに運動し、田辺市、白浜町、上富田町、すさみ町、みなべ町では県に先駆けて独自の助成制度が実現しました。

 これからは、高すぎる国保料・介護保険料の引き下げをめざしてがんばります。和歌山県の国保料滞納率は14.5%。保険証を取り上げられた世帯は4853。滞納世帯に対する取り上げ率は全国ワースト5(14.1%)です。演説会で、大阪茨木市では住民と日本共産党の運動が実り、4月から国保料が引き下げられることになったこと、山形県の各自治体では、子どもや病人のいる世帯からは保険証を取り上げていないことを紹介すると驚きの声があがり、「日本共産党をのばして、高すぎる国保料を引き下げ、無慈悲な保険証取り上げにストップをかけましょう」と訴えると大きな拍手が返ってきました。

photo 第2は、大企業呼び込みのための巨額の補助金ばらまきに待ったをかける役割です。全国の自治体による企業誘致補助金の積み上げ競争の先頭を走っているのが和歌山県。昨年、1社100億円まで引き上げました。しかし、すでに関空2期事業の土取り跡地に誘致したカゴメとオリックス共同出資による「トマト菜園」は、土地代だけで毎年4億数千万円も県が負担しながら、正社員の県内雇用はわずか5人にとどまっています。

 日本共産党は、こうした過大な企業誘致補助金を見直し、県内の高校卒業生を雇用した中小企業への助成金支給や、消防職員の充実、介護施設の新増設、看護師の増員、30人以下学級の実施などで正規雇用を増やすよう求めています。和歌山市では提案が実り、小規模工事業者登録制度が新設されました。「日本共産党をのばして、企業誘致だけに頼らない、地に足付けた地域経済の活性化を!」と訴えました。

 第3は、談合事件の全容を解明し、県民の血税を二度と食い物にさせないための役割です。和歌山では前知事が談合に直接かかわって逮捕されるという前代未聞の事件を受けて、昨年末に知事が変わりました。新知事がまずやるべき仕事は、談合の全容解明と再発防止のはずです。ところが2月議会で新知事は、全容解明は「気がすすまない」と答弁。県民の期待に背を向けています。

 日本共産党は、すでに6年前、県発注の工事の3分の2が98%以上で落札され談合の疑いが極めて強いことを議会で追及していました。今回の談合事件でも、証人喚問や資料提出の権限がある100条委員会の設置を要求するなど議会をリードしてきました。「日本共産党がのびてこそ、全容解明がすすみ、きれいな県政に変わります」と訴えました。
 1月の御坊市議選では、定数削減のもと日本共産党が議席を2から3に増やし、得票も4年前の166%にのばしました。みんなで力を合わせ、必死にがんばれば、前進できる情勢だということを和歌山のみなさんに教わりました。こんどは県議選で議席と得票を増やし、和歌山から政治の流れを変えましょう!としめくくりました。

 西牟婁郡の演説会(9日)には500人が、和歌山市の演説会(10日)には900人が、有田郡の演説会には650人が参加してくださいました。私は各40分間の演説。「政治について各党の考えを分かりやすく聞くことができました。無知であることがこんなにも怖いことなんだと気づくことができました。ありがとうございました。福祉の心を具体的に知ってよかったです」(初参加の方)、「とても分かりやすくて、もっと政治に積極的になろうと思いました。またこんな機会があったら参加してみたいです。楽しかったです」(初参加・23歳の方)、など、たくさんのうれしい感想をいただきました。

photo 9日は白浜温泉の民宿で1泊。翌朝、白良浜を散歩。コバルトブルーの海と真っ白な砂浜が最高に美しかったです。

photo 西牟婁の演説会で応援弁士に立ってくださった樫山さんを、党地区委員長の原さんとともに訪ねてお礼のごあいさつ。「家に自民党の看板をかけていたが、いま思えば悔しい。高田さんはやさしいし信頼できる。自民党からいきなり共産党やけど、いまの日本にはどっちかしかない。白浜には一人ぼっちの老人が大勢いる。助け合って暮らせる世の中にしたい」とのお言葉に、“底が動いている”ことを実感しました。参加した下さった方を次々訪ね、入党のお誘いも。この日、2人の方があらたに日本共産党員になってくれました。

photo 和歌山市の演説会では、市議選の6人の予定候補者も勢ぞろい。1議席増をめざす高い決意が語られました。がんばろう!

photo 有田郡では、特産の梅干や清美オレンジ、金山寺味噌をいただきました。いつもすいません。

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