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奈良で飛鳥寺住職、橿原市長と懇談 悠久の歴史を味わいました

2007年02月13日

photo 奈良へ。飛鳥寺を訪ね、山本宝純住職と懇談しました。飛鳥・藤原宮を世界遺産に登録することなどで意見交換。日本最古の仏像とされる飛鳥大仏(606年作)も拝観させていただきました。1400年の時を超える威厳と柔和を感じるお顔でした。中村あつ子参院奈良選挙区予定候補、歴史ガイドでもある廣田仁吉明日香村議、文化遺産に詳しい田辺前党奈良県委員長も同行してくれました。

photo ついで、日本初の都市計画された都「藤原京」(694〜710年)跡を視察。

 「春過ぎて夏来るらし白栲の
      衣乾したり天の香久山」

 持統天皇(じとうてんのう)が大和三山の一つ、香久山の初夏を詠んだのもここ藤原京。その香具山の姿も見えました。三方に山を望める場所は水にも恵まれ都市をつくるのに適していると先人たちはこの地に都を築いた、とは中村あつ子さん。博識です。柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)をはじめとする万葉の宮廷歌人たちが活躍した舞台でもあります。

 橿原市役所を訪ね、安曽田豊市長と懇談。藤原宮を世界遺産登録するにあたり市民への情報提供が大事だという点で認識が一致しました。竹森衛、西川正克両橿原市議も同行してくれました。

photo 夜は田中美智子県会議員ブロックの決起集会で40分の講演。国政とともに奈良県政における日本共産党の役割を強調しました。奈良県政でも、不公正な同和行政を終わらせることが課題になっています。奈良県は、同和関連事業として「ヤマトハイミール」という企業に20億円を無利子・20年償還で貸与(1990年)しました。しかし、16年かけて返済されたのはたったの352万円。このペースでいくと完済までに9000年かかる計算です。いくら悠久の歴史を誇る奈良でもこれはゆっくりしすぎでしょう。

 この問題は日本共産党奈良県議団の調査と議会での追及であきらかになったもの。乱脈同和をただすために、なんとしても田中県議はじめ現有3議席を守り抜き、6人の県議団に前進をと訴えました。

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